概要
若者から見れば三〇代はおじさんらしい
転生者が数多存在する異世界にて、転生者ハジメは二度目の人生に価値を見いだせず危険な依頼を受け続けていた。そんな彼も三十路になり、ふと自分が使いもしない莫大な財産を持て余していることに気付く。
「死ぬ前に貯め込んだ莫大なお金を散財したい」――ハジメの願いは、夢を追うとあるエルフの少女フェオとの出会いで思わぬ方向に動き出すのだった。
これは、頭のネジがお抜けあそばされたハジメおじさんが散財しようとして大体失敗したり仲間が増えたり女の子に懐かれたりして段々コミュ障を矯正されていくお話である。
色々と緩めに書いてますので、緩めに評価、感想をお待ちしております。
※プロローグをなくして1話に変更し、その関係で1話2話の文章をちょっと変更しました。
(旧タイトル:散財 or Not 散財 ~死にた
「死ぬ前に貯め込んだ莫大なお金を散財したい」――ハジメの願いは、夢を追うとあるエルフの少女フェオとの出会いで思わぬ方向に動き出すのだった。
これは、頭のネジがお抜けあそばされたハジメおじさんが散財しようとして大体失敗したり仲間が増えたり女の子に懐かれたりして段々コミュ障を矯正されていくお話である。
色々と緩めに書いてますので、緩めに評価、感想をお待ちしております。
※プロローグをなくして1話に変更し、その関係で1話2話の文章をちょっと変更しました。
(旧タイトル:散財 or Not 散財 ~死にた
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!最強存在が人間らしさを取り戻すとこんなに魅力的になる
主人公は最強です。苦戦なんかもほぼしません。
チートスキルを積んだ転生者がいっぱいいる世界で、ただただ死んだ目で死ぬためにと戦ってきた存在です。
それが、ヒロインと出会い、娘的存在を拾い、いろいろな人との交流ができていく中で人間性を取り戻していく、要約するとそんな王道的なストーリーになるのに……
……散財とか、途中の神様からのツッコミとか、そんなギャグ要素がほどよくブレンドされることで、こんなに読みやすくて楽しい物語になりました。
一気読みするには分量を多く感じるかもしれませんが、1章あたりの分量は読みごろ感がありますし、まずは最初の数章だけでも読んでみてはいかがでしょうか。 - ★★★ Excellent!!!正直なんでこんなに評価されてないのか分からない
主人公はなんにでも勝てる無敵を通り越した舞台装置みたいな人外では無く、それでも決して弱いとは言えない強さ
精神的には自己評価が低すぎること以外は自分で実行出来ると判断すれば一切迷うこと無く突き進める強さもある
過去のせいで人々に恐れられてるけど、分かってくれる人も次々に出るから決して寂しい人でも無い
そんな主人公を気に入って集まる人達もみんな個性に溢れてるから、複数登場しても混乱することも無い
それでいて話も決して無理がある流れで繋がることもないから、続けてスラスラと引っかかることもない
なんでこの小説がこんなに評価されないのか、本当に理解に苦しむ