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猫キラーとおやすみ【完】
/何者かに命を狙われている猫の獣人・モネ。彼女が転がり込んだのは美しい元殺し屋の男が住む家だった。「眠りにつくまでずっと撫でてあげる」「モネが可愛すぎて時が止まっちゃったな」――私は馬鹿だ。この男に甘やかされると、冬も悪くないと思えてしまう。
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フローライトⅦ
金髪オトンに眼鏡のオカン。 ラスボス感丸出しの末っ子に、賢いペットのおサルさん。 放浪癖のある二匹の兄ネコたちと、ストーカー気味のキツネさんも加わって、今日も我が家はとっても賑やか。 「主人公が囚われの姫を救出! これぞ王道のハッピーエンドなり!」 けれど大食い娘たちは、ずぼらなヤンキー姐さんをご所望のようです。僕の初恋の終わりに、青空を。
久しぶりに帰ってきた故郷は、あの頃とほとんど変わっていなかった。 駅まで続く一本道も。 見上げた空も。 あの人がいないこと以外は。 大切な人を失い、逃げるように故郷を離れた僕は、数年ぶりにこの街へ戻ってきた。 そして、小さなスマホ修理店を始める。 壊れた画面。消えてしまった写真。届かなかったメッセージ。 店を訪れる人たちが持ち込むのは、壊れたスマホだけではなかった。 時には、説明のつかない出来事とともに、誰かが置いていった想いに触れることもあった。 そんな人たちと出会いながら、僕自身もまた、ずっと目を逸らしていた過去と向き合っていく。 これは、初恋を忘れる物語ではない。 もう一度、この世界の色を見つけていく物語。透明な午後に想うこと〜雨上がりの夜、わたしは誰かの夫に恋をした〜
/雨上がりの夏の夜、女子大生のちひろは、バイト先のカクテルバーでミステリアスな男と出会い、その日のうちに衝動的にホテルで関係を持ってしまう 妻子ある男との交際に罪悪感を覚えながらも、ちひろは優しい男とのセックスに溺れ依存してゆく 突然の別れから1年後 男の悲しい過去と秘密に触れた時、止まっていたふたりの時間が動き始める深紅の蘇芳
/自分の人生のほとんどを忘れてしまった紺野真月。 彼女を保護したのは、恋人代行業を営む美しい男・蘇芳だった。 蘇芳を親代わりとして慕い、口の悪い銀髪の男・ジルと共に暮らす真月だったが、ある日を境に失ったはずの記憶が少しずつ戻り始める。 世話焼きだった兄。 覚えのない場所への懐かしさ。 記憶の中の寄せ鍋。 しかし、それらは蘇芳から聞かされていた真月の過去とは噛み合わない。そしてジルもまた、『蘇芳』という名前そのものに疑問を抱き始める。 忘れた方が幸せだと言われた過去の先で、真月は長く隠されてきた『蘇芳』の真実へ辿り着く。みちると呼ばれたわたしの夏
/高校2年のみちるは、いじめの中で少しずつ感覚を失っていた。 誰の声も遠い。 何をされても、考えられない。 嵐が過ぎ去るのを待つように、ただ耐えていた。 そんな夏の日。 公園で出会ったひとりの少年が、彼女の名前を呼ぶ。 「みちる」 たったそれだけで、灰色だった世界に色が戻った。 自分が悪いのだと思わなければ耐えられなかった少女と、 そんな理屈を少しも理解できない、真っ直ぐな少年。 一度きりの出会いは、やがて二人にとって忘れられない夏になる。 名前を呼んでくれた声を、何年経っても忘れられない。 夏と再会を描く、年の差の純愛物語。鈍感な奴隷
/睦都太陽は、諦めることに慣れていた。 嫌なことがあっても我慢する。 誰かに支配されても逆らわない。 そうしていれば、いつか終わるから。 中学3年の秋。 そんな太陽が、閉鎖された屋上へ続く階段で初めて「助けて」と口にする。 その声を拾ったのは、美魁月乃。 容赦のない毒舌。 異様なまでの観察力。 他人の弱みまで平然と利用する、どう考えても普通ではない少女だった。 「助けてあげる。その代わり――私の奴隷になりなさい」 太陽を取り巻いていた14人の『主人』は、一夜にして姿を消した。 代わりに残ったのは、たった一人の新しい主人。 救ってくれる。 見つけてくれる。 守ってくれる。 ――ただし、その方法はだいぶおかしい。 虐げられることに慣れすぎた鈍感な少年と、 彼を勝手に自分のものにした少女。 少し歪で、妙に居心地のいい二人の日常の話。和菓子屋の娘はハロウィンの夜に現れた龍に強引に娶られる 〜トリックオアトリートならぬ脅迫または溺愛〜
10月半ばに完結予定。 「私の嫁になるか、殺されるか、 お前はどちらを選ぶ」 青銀の光をゆらめかせ、彼はたずねた。 平凡な自分に、こんなことが起きるなんて 思ってもみなかった。 会社勤めをしている和菓子屋の娘は、 ハロウィンに出会ったばかりの男性から 結婚を迫られて……。 現代ファンタジー。 短編。 他サイトにて完結済み。
