概要
可愛い、可愛い……♡ねぇ、もっと……もっと好きになってもいいよね……?♡
睫毛の長い瞼が伏せられる瞬間……♡
スラリと伸びた白い脚が制服の裾から覗く、その刹那……♡
髪を結い直す細い指先に、無意識に見惚れてしまうの……♡
制服の胸元を緩めて、喉元の汗を拭う、その仕草が……もう……堪らないの……♡♡
でも──私が一番蕩けてしまうのは、“恋する女の子”……♡
恋に揺れるその瞳も、震える声も、全部全部……愛おしすぎて、胸が熱くなって、頭の奥が痺れて……♡
学園一の美少女なんて呼ばれて、人当たりも良くて……だから、女の子から恋愛相談されるのも日常。
でもね……その日、私に近づいてきたのは──
クラスではあまり目立たない、恥ずかしがり屋な女
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!美少女の極甘で危うい百合脳のラブコメが止まらない。
まずタイトルと冒頭のテンション通り、これは「一人称の熱量」で読ませる百合ラブコメです。主人公の白鳥沙織は学園一の美少女で、女の子という存在そのものに強く惹かれていて、女の子好きの欲望が渦巻くジェットコースターみたいな脳内一人称が、全開で始まります。
最初は♡がいっぱいで「癖つよっ!」って思うかもしれないんですが、読み進めるうちに不思議と理解できて、妙に納得できて、気づけば惹かれていきます。私もいつの間にか白鳥さんに脳内を溶かされてる…?って錯覚するくらいでした。
そして10話で視点が切り替わるのですが、そこで登場する別視点の子がまた良いんです。落ち着いた雰囲気なのに、ムーランさんの心理描…続きを読む - ★★★ Excellent!!!「可愛い♡」「好き♡」が連鎖して、心までとろける百合ラブコメ
学園一の誰もがうらやむ完璧な美少女・白鳥 沙織。
でもその完璧さは、天性のものだけじゃない。
毎日の手入れや立ち振る舞い、言葉の選び方ひとつまで、「女の子たちが楽しく輝ける世界」をつくるために、沙織は努力をしているのだ。
そのひたむきさが、ただの美少女ではなく、“憧れの存在”としての説得力を生んでいる。
そんな彼女は“女の子の可愛い”に強く惹かれている。
笑顔や、指先の仕草、頬を染める瞬間――誰かの「可愛い♡」に触れるたび、沙織の胸の奥にも熱が灯っていく。
物語が進むと、沙織視点の他に、“見られる”側、そしてその周囲…… いくつもの視点が少しずつ描かれていき、それぞれの「可愛い」「好…続きを読む - ★★★ Excellent!!!0.00mmの没入感♡
……コピーを見て、キミは何を想像したんだい?
ボクはこれから、『一人称小説の極北』の話をしようとしているのだけど。
それでもよかったら、聞いていってほしい。
* * * * *
一人称小説。
それは、主人公の視点を通して物語を描く手法。
主人公の体験したこと、思ったことだけで紡ぎあげる作品だね。
その特徴は、そう、『没入感』にある。
没入感とは『物語に入り込んで得られる、主人公との一体感』だ。
すぐれた作品は、主人公への感情移入をかきたてる。
読み手に、自分が主人公であるかのような没入感をもたらしてくれる。
でも、どんなにいい作品でも、ごく、ほんのわずかな「隙間」を感じることがある…続きを読む - ★★★ Excellent!!!大量の「♡」に隠された、緻密な心理描写
この作品を読み始めると、まず最初に溢れんばかりの「♡」の数に圧巻されると思います。
それから、主人公の女の子に対する狂気じみた「愛」にも…。
前述の「愛」もこの作品の魅力で間違いないのですが、個人的に魅力を感じたのはその「心理描写」です。
登場人物は皆学生なのですが、どこか未成熟な感じがあまりにもリアルです。
特に、主人公が抱く男への嫌悪感と、周囲の目を気にしている故の立ち回りは、生々しさすら感じるほどにリアルです。(もちろん良い意味で)
思春期を経験したことのある人なら、何かしら刺さるものがあると思います。
是非お手に取ってみて欲しいです。