言うなればSF武侠小説とでも呼ぶべき作品。
ニトロプラスから2000年代初頭にリリースされた「鬼哭街」というゲームがありますが、これを彷彿とさせるサイバネティクス技術と気功術が共存したロマン溢れる設定が大きな魅力の1つ。
ロストテクノロジーを巡って争う人類、大破壊後のモンスターが跋扈する世界観もディストピア好きにはたまらないものがあります。
主人公も内功を操る気功術の達人でありながら、武侠らしく悲劇的な宿命を負っている辺り作者様は分かってらっしゃるなぁ……と思わずにはいられないですね。
まだ序盤を読み進めている段階ですが、人物描写も情景描写も巧みで非常に読み応えがあります。
ここまでのキーワードで引っかかるものがある方、是非一読をオススメします。
まだ序幕を読み終わっただけの段階でレビューすることをお許しください。
硬派なタイトル。おや?と目を引かれ読み始めました。
設定、物語はヘヴィ。しっかりとした読み応えを感じます。
けれど文章を読むのが難解というわけではない。数話続けて読めてしまう。
重さを感じられつつもガンガン読めるこの物語は、間違いなくライトノベルです。
すでに重さと読み応えを感じつつ、キャラクターには軽妙さもあり。
ここからさらに楽しくなりそうという予感が渦巻いています。
ひとまず暫定のヒロインさん、相当いい性格してますね?
しっかり読ませていただきます。