SOS

リナ「はいっ岡崎さんに質問!」

岡崎「あんまり難しいのはやめてくださいね」

リナ「あー、ちょっと難しいかな〜。

もし、私と順が海で溺れてて、岡崎さんが小さいヨットで通りかかったとして……どっちか一人しか助けられないとしたら、岡崎さんはどうする?」

(リナ、ニヤニヤしつつ岡崎をじっと見る。横で聞いていた吉野もなんとなく岡崎に注目する)

岡崎「…………

もちろん、リナさんを助けます」

リナ「えっほんと!?やっぱり岡崎さん優しいなっ!!♡」

吉野「……(薄情者っ!!!)……」

岡崎「で、吉野も助けて……俺が降ります」

リナ「…は!?」

吉野「……(まじか……?)……」

リナ「…ちょっと待ってよ、それじゃこの質問をした意味が…」

吉野「あー、なら俺も降りるわ」

リナ「…へ!??」

吉野「ってことで、俺たち二人でなんとか生き延びとくからさ、お前ひとりで急いで帰って救助要請してこいよ」


リナ「……(結局なんっかやたらに腹立つ結果になったわね……)」




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