できる男
(金曜の夜、会社近くのカクテルバー)
吉野「……(黙々とタバコを吸う)」
岡崎「……(黙々とウイスキーのロックを傾ける)」
リナ「……あの……
今日はなんかいつもと違うわね、二人とも?」
吉野「ん?あ、悪い。来週、絶対失敗できないプレゼンがあってさ。そのこと考えてた」
岡崎「すみません。俺も来週からロンドン出張で、あれこれ考え事を」
リナ「できる男だもんねー二人とも。……なんかタイミング悪い時に誘っちゃったわね。
邪魔しちゃ悪いから、私今日はそろそろ帰ろうかな」
吉野「いや、気にすんなよ。どうせこういう時は二人で会ってても毎回こんなだし。お前みたいな悩みのないヤツがいてくれると有り難い」
岡崎「そうですよリナさん。いつもどおりいっぱい飲んでどんどんしゃべってください。その方が俺たちも気が紛れますから」
リナ「…そうなの?ならマティーニおかわりっ♪
(できる男同士がデキてる……
っていうかいつもの100倍カッコいいわ今日の二人…♡♡♡)」
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