金魚すくい

(近所の夏祭りの夜)

吉野「リナに誘われて渋々来たけど、懐かしいなーこういうの。たまには祭りも楽しくていいもんだな。

っていうか、お前金魚すくい上手すぎだろ?屋台のオヤジさん引いてたぞ」

岡崎「ん?お前が不器用すぎるんだ。このくらい当然だ。

(うじゃうじゃ金魚の入った袋を吉野に差し出す)……ほら」

吉野「…何だよ?」

岡崎「お前に預ける。

……お前のとこに時々様子見に行くから、世話頼む」

吉野「…………(マジか?

それマジなのかーーっっ!?♡)」

(リナ、浴衣姿でやってくる)

リナ「遅れてごめん〜!着付けに時間かかっちゃって…って順、その大量の金魚どうしたの!?

それにあなた、金魚の飼育なんて絶対ムリって確か前に言ってたじゃない。…ほら貸して。うちの水槽でまとめて飼ってあげるわよ」


岡崎「……無理なのか。

なら仕方ない……リナさんお願いします」

リナ「任せといて〜♪」



吉野「…………(リナあぁてめえぇ〜〜〜っっ!!!)」






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