夏の買い物

リナ「さあ夏よ!今年流行の水着選びに行くから一緒に来てよ〜♡」

吉野「何で俺らが一緒なんだよ」

リナ「ほらああいう売り場ってさ、見てるだけでちょっと夏気分味わえるじゃない♬それに女子の水着見放題なんて最高でしょ?」

岡崎「そんな売り場に俺たち入ったら、違和感ありすぎじゃないですか?」

リナ「そんなことないわよ〜。だって水着って彼氏の好みもあるんだし。むしろ彼氏と選びに行かなきゃ意味ないじゃない?ねえねえ行こうよ〜」

吉野「ってか俺たちお前の彼氏じゃないだろ」

岡崎「まあ、そんなに言うなら…ほんと俺たちついて行くだけですよ?」

リナ「やった!じゃさっそくGOよ!」


(女子水着売り場)

リナ「ねえねえ、これどう思う〜?」

吉野「お前はどうせどれ着ても可愛いからさ、もうどれでもいいよ」

リナ「なによそのテキトーな言い方!?そんなつまんないなら、あっちのメンズの売り場でもいっててよ、ふんっ」

岡崎「じゃメンズでも見とくか、吉野。ここよりはいいだろ」


(メンズ水着売り場)

吉野「……(ん?…そういや。

こいつのスーツ以外のこういうスタイルって、見たことねえなあ…ガキの頃以来…)……」

岡崎「……(スーツ着てても引き締まってるのがわかるくらいだから…こいつがこういうの着たら…さぞ…)……」



(女子水着売り場)

リナ「あら、もう戻ってきたの、二人とも?」


吉野・岡崎「……(なんかむしろあっちにいる方がムリ)……」




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