人生ゲーム

リナ「ねえねえ、人生ゲームやろうよ!」

吉野「俺ら3人でやっても別に面白くないだろー」

岡崎「俺も、吉野と同意見だが…暇だし、まあやりますか」

リナ「やった♡よーし!じゃいくよ!」


リナ「…あ。順、なんかいい場所止まったわよ!『恋人とめでたく結婚!その他の参加者からお祝い金を受け取る』だって」

吉野「へー。そりゃどうも」

岡崎「……(は?結婚?おい誰とだよ)……」

リナ「あら、岡崎さん、アンラッキー!『事業が失敗して倒産!貯金ゼロに!』ざんね〜ん」

岡崎「そんなバカな…」

吉野「……(俺が協同経営者だったら倒産なんか絶対させないのに!!)…」

リナ「あら。順も今度はやばいわよ。『運転中に事故を起こして大怪我!』一回休み〜〜!」

吉野「嘘つけ!俺は運転うまいんだからな!!」

岡崎「……(いや、いつも危ないと思ってたんだ。だからスピード出し過ぎるなと何度も…)……」

リナ「お〜〜、岡崎さん、おめでたよ!『妻が出産!他の参加者からお祝い金を受け取る』!!」

岡崎「…心当たりがないが…」

リナ「ほら、順、払いなさいよ!岡崎さんの奥さん赤ちゃん産まれたって!」

吉野「……(岡崎の妻が出産とか……絶対認めねーし)……

……嫌だ。払いたくない」

リナ「…は!?」

岡崎「……なら、お前の結婚の時に俺が払った祝い金も返せよ。俺も全然祝う気ないんだからな」


リナ「……っていうか、いつの間に険悪になってんのよ二人とも!?」






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