バイト

吉野「お前さ、大学時代バイト何やった?」

岡崎「バイト?んー、塾講師とかカテキョとか……あと書店員もやった」

吉野「書店員か……制服とかあんのか?」

岡崎「制服っていうか、襟付きのシンプルな白いシャツにジーンズとか履いて、ブラウンのエプロンかけたな」

吉野「……その格好で、笑顔でいらっしゃいませー♪ってか?」

岡崎「まあそれが仕事だ」


吉野「……………

『ああ〜かわいい……もうムリ想像するだけで萌え死ぬ抱き締めたい……』」


岡崎「で、お前は何やってた?」

吉野「ん……俺? いろいろやったけど、面白かったのはガソリンスタンドかなー。いろんな車触れて楽しかった」

岡崎「GS……って、ツナギ着てキャップ被ってやるのか」

吉野「そうそう。身体使う仕事は合間の煙草が美味いんだよなーまた♪」


岡崎「…………

『うあーヤバい……セクシーだ……煙草とガソリン臭いそのツナギに荒っぽく抱き寄せられたい……』」



リナ「…………

『二人の脳内をいまものすごく覗きたい……っっっ!!!』」





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る