二度目の花見(岡崎編)

岡崎(カレンダーをなんとなく眺める)『間もなく桜の季節だなー。

そういえば…去年は、結局あいつと公園のベンチでランチタイムに早食い競争、みたいな超グダグダな花見になったんだっけ……

今年は、何かこう……もう少し花見らしく……。

とは言え——もしも。

あいつに、改めてちゃんと花見に誘われた……としたら……。

休日にわざわざあいつに会いに出かけて、二人でじっくり花見デート…とか……になるんだろうか…??

…え……マジか……。なんかそれはさすがにちょっとこっぱずかしいような……

じゃ、金曜の仕事上がりに一緒に夜桜、とかなら……ああ、綺麗だろうな…

だが……その艶やかさにつられてうっかり気持ちよく酔ったりした日には……

多分…その後お互いあっさり解散するはずはなく……というかむしろ……何だかんだで離れがたく……

っっああああああーーっっナシナシナシっっ!!!

じゃ、つまりどうすんだ俺……どうしたらいいんだっっ!?」


リナ「(スマホの着信音が鳴る)…あら、岡崎さんから?珍しいわね」

岡崎『あっリナさんっ……あのちょっと俺今すごい困ってて、何か良いアドバイスをいただけないかと……いくら考えても花見に最適なシチュエーションが全く思い浮かばないんです…!!』

リナ「……うーん、岡崎さんの場合はむしろ考え過ぎるからマズイのよきっと……

『……こっちもこっちでまあすごい動揺っぷり……』」






✳︎今後、本編でも花見のシーンを書こうかなと考えておりますが、ショートコントのこの空気とは恐らく違うテイストになるかと思われます(笑)その辺の食い違いにつきましては、どうぞ大目に見てやってくださいませ(^-^;





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