リナ「ねえねえ、ここってよく通りかかるけど、この小さな稲荷には一度もお参りしたことなかったわよね？一月だし、ちょっとお参りしていかない？」

（三人、賽銭を投げ、ガラガラ鈴を鳴らして手を合わせる）

岡崎『……吉野のタバコがもう少し減りますように』

吉野『……岡崎のサボテンが元気に育ちますように』

リナ『今年こそ、この二人がガッツリくっつきますよーにっっ♡♡』

リナ「さあ、しっかりお願いしたわね二人ともっ！？」

吉野・岡崎「まあな」

稲荷『ん？随分変わったパターンだ…本人たちより彼女の願いのパワーがダントツ強い…。

あ。もしかして、お互いに願をかけるのすら照れ臭いってヤツか？……苦労しますね、お嬢さん』

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい