幼馴染
(金曜の午後、吉野の会社のオフィス)
吉野の同僚「吉野、もし余裕あったらこの資料チェック頼めるか?」
吉野「嫌だ」
同僚「…………
吉野。お前今までそういうやつじゃなかったろ?いつも平気な顔で2〜3人分の仕事こなしてたじゃんか」
吉野「人の分まで引き受けて自分の仕事増やすことに何のメリットがあるんだ」
同僚「それはほらぁ〜評価とかさ、残業代とか。有能なビジネスマンだったらみんな好きだろーコレ?」
吉野「そういうの全然いらねーし。ってかそういう言葉で仕事俺に押し付ける気だろお前?
それにな、今日は金曜だぞ。この後俺に予定があったらどうすんだよ?大切な時間をもはや一秒も無駄にしたくねーんだ俺は」
同僚「なんだ、デートか。なら普通にそう言えよ」
吉野「…………っっ(真っ赤になる)
ちっちげーしっっ!幼馴染と酒飲むだけだ!!デートとか変な言い方するな!!!!」
同僚「…………お前、中学生かよ……いっつも適当に女チェンジしてた男の反応とは思えねえ……
お前のアタマをここまでおかしくした幼馴染ってどんな女よ??写真見せろよーどんだけいい女だ!?」
吉野「(ますます真っ赤に)ぜってー見せねえ!!『そもそも女じゃねえ!!!』」
✳︎ちょこっとお知らせです(*^^*)
『私と彼と狐の話』を、第4回Webコン短編の部に出品しました。
ごくフツーな高校2年生の女子、
何気なく穏やかな日々にある日突然、神社の主である美貌の稲荷が立ちはだかり——。
世にも不思議でがっつりハードな三角関係。一体どうなる!?
性描写なし、全年齢向けの現代ファンタジーです。よろしければちらっと覗いてみてくださいませ。
既にお読みいただき、応援くださった皆様、ありがとうございます!!心より、深く御礼申し上げます✨m(_ _)m✨
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