不要不急

(土曜の昼間、吉野から岡崎にTEL)

吉野『最近お互い在宅勤務であんま会えてねーな』

岡崎「まあ、こういう状況だし、仕方ないだろ」

吉野『ってことで、これからお前んとこ行くからさ』

岡崎「は? 不要不急の外出するなって散々ニュースでも言ってるだろ」

吉野『ふざけるな。お前に会いに行くことのどこが不要不急なんだ』

岡崎「…………」


(翌日、日曜の夜)

岡崎「お前、そろそろ帰んなくていいのか」

吉野「は? 外なんか出られるかよ。不要不急の外出すんなってテレビでも散々やってんだろ」

岡崎「……おい、いい加減にしろ。明日仕事だろーが!?」

吉野「(ボストンバッグからPCを取り出し)あー。仕事用PC持ってきてるから。ここに着替えとかも全部突っ込んできたし心配無用だ。Stay at homeが人々を救うんだろ?(ニマニマ)」


岡崎「……『なんか微妙にこいつの罠にはまった感あるな……』」




※世間がこういう状況にあり、ショートコントも多少そういう色合いを混ぜて描かないとなんとなくしらけてしまうかな、という気がしております。とはいえ創作上あまり深刻にならずにこれまで通りゆるっと気楽なコントを書きたいと思いますので、細かなあれこれはどうぞ大目に見つつゆるっと楽しんでやってくださいませ♡

 本編を書く際は、新型ウイルス等とは切り離したストーリーを書こうかと考えております。その点で、コントの展開とは多少ズレのようなものも生じるかと思われますが、何卒ご理解いただけましたら嬉しいです(*´∇`*)



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