それぞれの悩み
(金曜の夜、居酒屋で)
リナ「ねー今日はさ、最近悩んでることみんなで吐き出して思い切りグチらない?たまにはそういう会もいいでしょ?」
吉野「ん、それ面白そうだな」
岡崎「グチなんて普段ぶちまけられませんもんねー」
リナ「よし、じゃ早速ー♡とりあえず順、なんでもいーわよ♪」
吉野「……んん……そうだな……
『愚痴……んー、最近一番モヤついてること…って言えば……
……こいつは、酒に酔っ払った時しかその気にならない……
これだな。ダントツこれ』
…………」
リナ「ねー順。どうしたのよ?まだー??」
吉野「(深刻な顔で額を覆う)……1回パス」
リナ「ちょっとなによー初っ端からー。
仕方ないわね、じゃ岡崎さんは?」
岡崎「んー……そうですね……
『……っていうか、とんでもなく腹が立つ件ならあるが。
……こいつは、酒に酔った勢いを利用して誘っても乗ってこない……!
シラフじゃムリな俺の気持ちを踏みにじりやがって……!!』」
リナ「……岡崎さん?なんかあるんでしょ?顔がコワくなってるわよ?」
岡崎「……俺もパスで。ちょっと時間ください」
リナ「ふたりともどーしたのよ!そのモヤモヤを吐き出せって言ってんのに。
もー。じゃ私が話すわよ。……えーとね……
どっかのカップルが、幼馴染から恋人への一線を越えたくてたまらないのに越えられないみたいでじれったくて死にそう……
っていうグチね。……3時間くらい話せるけどいいかしら?」
吉野岡崎「…………(ギクリとして激しく赤面)」
※ちょこっとお知らせです(*^^*)
『美し過ぎる磯田さんがとうとう落ちたらしい』を公開しました。スクールカースト底辺をうろつく男子高校生が、傲慢なDKどもを見返すために考えた企みと、それをきっかけにジタバタしつつも少しだけ成長する姿をコミカルに描いた物語です。
さらっと読み終えるサイズの軽いストーリーです。よろしければちらっと覗いてみてくださいませ♪( ´▽`)♡
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