プリン

(小学4年、給食時)

岡崎「やった、今日一番楽しみなプリンー♪(嬉しそうにもぐもぐ)」

吉野「(その様子をじーっと見る)……岡崎、プリンそんなにうまいか?」

岡崎「ん、うまいよ♪甘いものはなんでも好きだからなー」

吉野「……(むすっと自分のプリンを差し出す)オレのもやるよ」

岡崎「え、お前いらないの?」

吉野「ん、いい。オレ甘いのあんま好きじゃないし」

鈴木「よしのー、それオレにくれよ!岡崎よりオレの胃の方が3倍くらいデカいんだからさ、こんなちっちゃいプリンじゃ食べた気がしねー」

吉野「ダメ!鈴木はそれ以上デカくなってもしょーないだろっ。岡崎はほっそいから、岡崎にやるんだよ」

岡崎「……ふーん。なら遠慮なく。吉野サンキュ♪

(もぐもぐ)……んー、シアワセ♡」

吉野「……(じーっと眺める)『その顔見てるのがシアワセ…』」





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