閉じる
表示設定
目次
八月、葉月
カレンダーを一枚めくっただけなのに
一枚シャツを脱いだみたいな気持ちになる
やっと長い梅雨が明けて
今年はどんな夏の顔を
見せてくれるんだろう
そんなことを思いながら
エアコンと扇風機に声援
お願いします、と
夏にはめっきり弱くなったわたし
子供の頃のわたしに笑われてしまいそうね
ふっ、と故郷の
濃い緑の匂いがしたような気がして
窓を開ければ熱風
車の音がした
ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）
応援したユーザーはいません
応援する
アカウントをお持ちの方はログイン
カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。
新規ユーザー登録（無料）
カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック！
カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう！
応援すると応援コメントも書けます