馬鹿だねぇ

馬鹿だねぇ、わたし

今更、何に怯えているの?

ヘマをしてないかとか

嫌われたくないとか

気にするほどのものなんて

初めから持ってないのに


馬鹿だねぇ、わたし

結局、何を恐れているの?

失くしてしまうこと

去られてしまうこと

仕方ないことだと

とうの昔に諦めたはずなのに


馬鹿だよ、わたし


いつまでたっても寂しがりやで

いつまでたってもオトナになれない


小さな小さなオンナノコ

ずっと心に棲まわせて

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