溜息の数

季節が移りゆくのが

やけに早くなった気がする


わたしは追いつくのに必死で

息切れをしてばかりだ


思うように動いてくれない

心と身体に溜息をつく


ごめんね


気がつけば一日が終わり

溜息の数ばかりが増える


腰が痛い、腕が痛い

終わらない工事の音が

開けた窓から聞こえてきて頭に響く

病院の受診日は迫る

ああ、なんてこった


ごめんね


弱虫でごめん


……ごめん。

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