すこしでも、おおくのことばを

一通でも多くの手紙を

少しでも多くの言葉を

せめてあなたに残していけたらと


読まれないままでもいい

消えていくものでもいい

自己満足に過ぎないかもしれないけれど


何かの時に、ふと思い出して

澱んで沈んでいた心が

そっと包まれてすくいあげられるような


そんな時があるかもしれないから

わたしがそうだったように


少しでも多くの想いを

優しい言葉と温もりを

できるだけ沢山

あなたに遺していけたらと思うのよ


そう思うのよ

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