わたしの物語

人は誰もが

自分だけの物語を持っている

笑顔と涙、喜びと悲しみ、苦悩

背景はいつも変わり続ける

自分の物語だけど

その結末は皆、知らない


わたしにもわたしの物語がある

そしてわたしも、その結末は知らない


結末がわからないことに怯えるけれど

結末を知らないからこそ

生きていけるのかもしれない


どんな結末でも

たとえ誰に嘲笑わらわれてもいい

わたしは

わたしの物語の生きた証を認めて

頑張ったね、と

言ってやりたいとそう、思うのだ


せめて、わたしだけは。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る