心はいつも自由

好きなものは

いくつになっても、好き

しずくのような硝子ガラスの指輪も

サラサラ木綿もめんの服も

お気に入りの絵本の天色あお

音匣オルゴールの優しい旋律メロディ

どれだけ歳をとっても

おばあちゃんになっても

心は自由だから


ココロに棲んでるオンナノコは

沢山の宝物好きなものに囲まれていて


それでも時々、こっそりなみだこぼすのよ

昔の恋の形見想い出を抱きしめながら


心をゆっくりほどきながら

そぅっとそぅっと撫でながら


静かに静かに泣くのです

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る