台風のあと
台風が過ぎ去った朝
窓を開けると
嘘のように優しい風が
カーテンを揺らした
荒れ狂った跡と
不似合いなほどの青空
いつものように
車の音が聞こえる
無事であったことを
有難く思いながら
それでもあの暴風雨が
残していったもののやるせなさ
台風のあと
これからまた日々を生きていくために
疲れた心と身体を
励まし、励ましながら
一日を始める
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます