半醒半睡

うつらうつらと

眠っては

またボンヤリと目を開ける

少しずつ水を飲んで

今、何時頃かなと思う


薄暗いのは

曇っているせいか

日が暮れてきたせいか

時計の針は

ボヤけて見えない



頼りない意識の境目で

わたしは素足であの森を歩いている

ひんやりとした空気は心地よくて

身体に溜まっていた重たげな熱を

すっきりと流してくれる気がするのだ


立ち止まって踏みしめて

足の裏に土の感触を感じたら

あとはしっかりと目を開けよう

それでもきっとまだ迷いはしようけれど



少しずつ水を飲んで

ゆっくりとまた不格好でもいいから

わたしの日常に戻らなくては


戻らなくては

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