窓を開けて

見えないとわからないと不安になる

みっともないほどに動揺しても

その声すら出せなくなる方が怖い


風が強い日には

窓を閉めずにはいられないけど

それでも穏やかなこんな日には

少しだけでも窓を開けて


愚痴でもいい

泣きごとでもいい

吐き出せるものなら吐き出して

僅かにでも心の重荷をおろせたら


恐れないで窓を開けて

自分の心を大切にして

話すことを遠慮しないで


窓が開けられていますように


心が繋がっていますように

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録（無料）

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る