ラクガキ絵本

絵本の整理をしています

息子たちに読み聞かせていたのは

もう、随分と昔のことです


埃を拭って開いたページ

あらまぁ、クレヨンで○やら✕が

こっちは星に花模様


何とも荒っぽい、好きのしるし

絵本さん、ごめんね、と呟くと

いえいえ、それほど一緒に遊んだのよ、と


ゆっくりめくるページごとに

腕白坊主三兄弟の指の跡

ありがとう絵本さん、受け止めてくれて


ラクガキ絵本は宝物

ほら、本棚の一番上に

また読めるように、置きました

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る