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目次
楽しいことだけで
世界ができていればいいのに
端から侵食されていくみたいに
昏い雲が広がってくる
嬉しいことだけで
一滴、落ちた毒が
澄んだ水を澱ませていく
世界が重たくなっていく
羽根をもがれて
鳥たちはどんどん堕ちていく
わたしは途方に暮れて
地面に膝をつく
細い声で叫びながら
希望の欠片を探している
ああ
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