沈思黙考

” どうにもならんことなんか

世の中には星の数ほどある


そうやろ? ”



あの日に

『泣かんで』という詩を書いて

自分に言い聞かせてから

10数年が過ぎた



” 明日は ちゃんと 生きる

明日は ちゃんと 生きるけ


……泣かんで ”



ああ

わかっとる

泣かんで生きていかんといけん

そう思ううちに泣けんごとなっとった


ちょっとはつようなったつもりでおった

やけど思うとったより

それはハリボテでしかなかった

今のわたしは最弱かもしれん


なぁ、わたし

あの日のわたし

明日のわたし

今のわたしにできることは何やろ


正直ほんとう言うたら、わからん


今を生きることしかできん

それだけでも四苦八苦しよる



自分に問いかける真夜中




そうなんや

” 今 ”を生きることしかできん


どんだけ泣いたとしても

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