偽典～All's curse with the world～

キャラ紹介（主人公）

「トウマ」

　聖剣グランドの主。１８歳。身長１６２ｃｍ。

　茶色の髪、茶系の瞳、浅い褐色の肌を持つ野生児の少年。やや細身で小柄だが抜群の身体能力を持つ。辺境の遊牧民族出身の野生児。戦争で故郷を失い、胸に暗い炎を灯している。

　戦争を止めるために聖剣を欲し、聖剣所持者となってからは機動城塞セイントの城主として二大勢力に喧嘩を売った。

　長い戦いの末、もう一人の聖剣の主カレンとともに、世界を破滅に導く贄神を封印。戦争を終結させた英雄として語り継がれている。女性全般に甘く、魔王リグラーナにも気に入られている。大きな事件をきっかけに少し大人になった模様。紆余曲折を経て、カレンと心身共に通じ合う。

　現在は戦争被害者の援助活動に身を投じている。

「カレン」

　聖剣ヒンメルの主。１９歳。身長１５８ｃｍ。

　鎖付きの青い魔導書にを常に携えている。腰ほどもある長いプラチナブロンド、空色の瞳の美少女。白がよく似合う。帝国の学者の一族で、祖父は聖剣研究の権威。魔法の才能は帝国で指折りの実力者。

　研究のため聖剣を探していたが、発見後に所持者として選定される。最初は戦いに乗り気ではなかったが、本には載っていない悲惨な現実を前に決意を固めた。機動城塞セイントのもう一人の城主としてトウマをサポートする。

　クールで大人びた態度だが、思い込みと妄想が局地的に激しいときがある。根っからの学者肌で、一般常識や知識が偏っているところが見られる。料理が恐ろしく下手だったが最近練習の成果が出てきた。極めて酒乱。トウマと色々進行中。

　現在は聖剣研究の論文を発表し、後世に歴史を残していくために奮闘している。