キャラ紹介(忘却の里)

「ルーン」

 言葉。忘れられし民たちの名前。

 彼ら彼女らは等しくルーンである。言葉は理性の証。理性を持った生命体として世界に傷跡を刻んでいく。言葉の羅列は呪いとして紡がれて、やがて世界を覆うだろう。贄と供された魂は思念の澱へと沈んでいき、信望する神と同化する。

 神は死んだ。ならば新たにたてなければならない。

 

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