黒井森之亮

言葉って不思議、言葉って怖い、そして、面白い。 僕達は日々、いろんな事を感じて、たまに考えて生きている。 それは時に言語化されて形となり、口から出たり、紙に書き出されたり、ネッ…続きを読む

同じ事柄でも人によって見方が違う事ってありますよね？　 僕にとって嫌な上司や先生が、同僚や同級生にとってはいい上司や先生だったり、気になる子の態度に「いけそうだ」と思ったら、友達…続きを読む

満開の桜も、青空と入道雲も、 鮮やかな紅葉も、凛とした雪景色も、 この世を彩る全てが、色を失い。 どうでも良いと思う瞬間がありますか？ それら全てを、 殺したいと思う事が…続きを読む

僕ははっきり言ってお化けが苦手です。 こちらから抵抗できない場合が多いし、呪い殺されたりとかしたらいやなので、嫌いです。 ですが、RAYさんの『東京歌姫 （トウキョウ・ディーバ…続きを読む

文字には読んでいて、なんとなく感じる雰囲気というものって、ありますよね？ 温かな温もりを感じる文章、熱い勇気を奮い立たされる文章、悲しみに心が震える文章、そして、そこはかとなく恐…続きを読む

作品に必要な物はなんでしょうか？ 文章力？　知識？　テクニック？　経験？　表現力？　構成力？　 いろんな物が必要だと思いますが、黒井はあれが一番必要だと思います。 傘木咲華さ…続きを読む

RAYさんの『雨女の見た青空』を読んだ後で、なぜ心に残ったのかと考えました。 もちろん文章力もあるでしょう。舞台装置やキャラクター、ストーリーの構成や展開もとても良いですし、素敵…続きを読む

あなたは何に疲れていますか？ 会社に疲れていますか？　学校？　社会に疲れているのでしょうか？　それとも、友達？　彼氏ですか？ 仕事や学校は嫌いじゃないし、別に世の中に不満がある…続きを読む

日常と非日常が混在し、徐々に日常が侵食されるような感覚の作品を読むと、筆者のバランス感覚に驚かされる事ってありますよね？ 日常だけの作品なら淡々と情緒的な描写で日常を描けばいいし…続きを読む

あなたはゾンビと言われて、どんなものを想像しますか？ そりゃあ、バイオハザードだよね？　何言ってんの、ウォーキングデッドでしょ？　おいおい、カメラを止めるな、じゃないの？　えっ、…続きを読む

恋愛小説と一口に言ってもさまざまな物がありますし、カクヨムさんの中にも沢山の作品があって、いつもいろんな物を読ませて頂きますが、最近では読んでいるうちに、恋愛小説の面白さはどこから…続きを読む

小説の書き方の本などを見ると、必ずと言っても良いほどに書いてある。 『説明し過ぎない』 これが実はかなり難しい。書いているとやっぱり読んでくれる人にこちらの意図をわかってほしく…続きを読む

読み進める度に世界の常識が壊されていき、世界という概念、現実とゲーム、人と吸血鬼、それらがどんどんと曖昧になる。 それらは時に軽快で、悪ふざけのような語り口の主人公が、いきなり来…続きを読む

小説を書いていると不安になる事がありますか？　この表現で言いたい事が伝わるのか？　この文章はわかりやすいのか？　変な誤解されないか？ 黒井はよくあります。 基本が天邪鬼で、自分…続きを読む

幕末。多くの若者が閉鎖した日本を憂えて、新しい時代を夢見た時代。義や志を持って散っていった多くの若者達がいた。 中には暴れたいだけの者もいたかもしれない。お金の為に戦いに身を投じ…続きを読む

日本の神の話って難しいイメージありませんか？　 黒井はあります。 なぜか？ 堅苦しい語り口や文章、専門用語に、漢字いっぱい……あのさ、偉い人たちはさ、伝えるつもりある？　ない…続きを読む

出せなかった手紙ってありますか？ 黒井はあります。 それは素直になれなかったり、怖かったり、相手を思いやったり、この世に産まれる事が出来なかった言葉。 僕の胸の中に残って、そ…続きを読む

あなたが小説を書くにあたって大事にしているものはなんですか？　キャラクターを個性的にする？　設定に作り込んで凝る？　思い切って世界観を独特にする？　 カダフィさんの『左手が海亀な…続きを読む

あなたは自分に失望して、世界に絶望して、異世界転移、または転生したいと思った事はありますか？ 残念ながら黒井はあります。 努力が報われるのは学生まで、社会に出れば結果の出ない努…続きを読む

人族と魔族、勇者と聖女、選別の儀式、聖職者の思惑、商人の娘、貴族の利害。 これらは僕も良く使うテンプレですが、沖綱真優さんの『君が守った安穏としたこの世界を』は設定が緻密で重厚で…続きを読む

時代小説はどこを題材にした物が好きですか？　江戸時代ですか？　それとも幕末？　いやいや戦国かな？ 確かに多くの名作ありますよね。だけど、平安や鎌倉も負けてません。イケメンの恋物語…続きを読む

あなたは繰り返し見る夢がありますか？ 幼かった日、遠い記憶、言えなかった言葉、小さな心の傷、もう一度会いたいのか？　それとも、戻りたくないのか？ 淡い気持ちの塊、夢は不思議で、…続きを読む

誰かは、間違いは誰にでもあると言った。誰かは、恥ずかしい事じゃないと言った。 だから、どんどん間違えろと、恐れていないで、間違えろと、そして、他人の間違えを笑うなと言った。だけど…続きを読む

毎日なんとなく息をして、食べて、寝ていれば、明日は来ると疑わないけど、死は本当はどこにでもあって、僕に明日が本当に来るのか？　なんて事は、誰にもわからない。 日々菜　夕さんの『題…続きを読む

日本人で小説好きなら絶対一度はハマりますよね？　 黒井もどっぷりとハマって溺れている時期がありました。 次のが出るまで待ち遠しかった上橋菜穂子先生の『精霊の守り人シリーズ』に、…続きを読む

一度は史実に基づいた物を調べて書いてみたいと思いますよね？　 歴史資料を片手に、そこに自分の好きなアニメのテイストを入れたり、自分の空想をプラスしたりしたりするのは、きっと楽しい…続きを読む

小説を書く時、アイデアを書き出して、プロットを組んで、設定をつくり、世界観を考えて、さてと執筆となると、もう全部書きたくなりますよね？ この少年はこうなんだよとか、この女性は本当…続きを読む

映画などを見ていて、息も吐かせぬ、あれよ、あれよ、という怒涛の展開に気がついたら作品に引き込まれていた。なんて経験はありますか？ 黒井はあります。 畳みかけるように話が進んでい…続きを読む

小説を書いていると、ときどき迷いませんか？ やっぱりメッセージを乗っけたいし、感動して欲しいし、文章もかっこよくいきたいし、ダサいとか言われたくないし……。 なんて思っていると…続きを読む

僕らは誰もが泣きたくないし、笑って暮らしたいし、心穏やかに毎日を過ごしたいはずなのに、どうしようもなく、ダークファンタジーに惹かれてしまう。 切ないシーンに涙し、残酷なシーンに怒…続きを読む

コンプレックスを持っていますか？ 鼻の形が好きじゃない、もっと高ければ、もっと小さかったら、もう少し鼻筋が通っていたら。 唇がもっと薄かったら、いや、もっとぷっくりしていたら、…続きを読む

山駆ける猫さんの『あたらよ空にゴシック詠え』のレビューを書くのに、何度か読み直して、その魅力は何なのか？　を考えました。 偏った特徴を持った魅力的なキャラクター達？　テンポの良い…続きを読む

ネットの中の自分と現実世界の自分、どちらも自分だけど、この２つの自分が全く変わらないって人がどれほどいるだろうか？ 黒井は間違いなく違う。 ネットの中ではさらりと言える事が現実…続きを読む

あなたが孤独を感じるのは？ １人で部屋にいる時？　１人で買い物している時？　１人で外食している時？　会社や学校にいる時？　グループで買い物に行く時？　他人と一緒に食事をする時？ …続きを読む

僕らは生きているとつい、真ん中あたりを取ろうとする。白黒付けずにグレーで行こうとする。 それは、小説もそうだ。 なんとなく受けそうな話を作り、どっちにも行けそうな展開にして、様…続きを読む

小説を書いていると、たまに辛かった思いや、言えなかった言葉、または、敵わなかった恋などを文章に起こす事で、昇華させているのではないかと思うときがあります。 それは小説が、僕から生…続きを読む

突然降って来た雪は 凛として綺麗で、 だけど、どこか強引で、 だけど、暖かくて、 君の心を明らかにする。 降る、積る、溶ける、 それを知りながら、 それでも春を夢見て…続きを読む

僕も毎日賭けをしていました。 紙をくずかごに投げて、うまく入ったらきっと良くなるとか、次の角を曲がって向かいから歩いてくる人が女の人ならきっと大丈夫とか、そんな意味もないような賭…続きを読む

あなたは、努力が報われない世界で泣いていますか？ どんなに努力しても認められない。頑張れば頑張るほどやっかまれる。上手くいくと邪魔される。嫌がらせを受ける。間違って社長に気に入ら…続きを読む

野球を見ているとバックネット裏の人達が気になる事があります。 「おお、あの女の子、可愛くないか？」とか「あの人めっちゃ顔赤いよ、何杯目？」とか「いつも来てるな、あの人」とか……。…続きを読む

まずお詫び申し上げます。 黒井もちゃんと読んだのですが、びしゃごさんの意図を全て読み解く事は出来なかったであろうと思います。 でも小説ってそういうものですよね？ 国語の授業で…続きを読む

僕らは法という枠組みの中で生きている。もちろん、法があるからこそ安心して暮らせる。 なにせ、決まり事という物差しがなければ、何をするにも不安だろう。それが正しいのか？　その選択が…続きを読む

目が合うたびにドキッとしたり、休みだと一日中気になったり、風呂でその日交わした短い会話を思い出してニヤけたり、夜寝る前は夢に出てきてくれないか？　なんて思ったり。 だけど、本当に…続きを読む

世界に争うように 殴り合うみたいに 僕ら愛しあった 正しい事を正しいと 言えない世の中に 泣いているみたいに 僕ら立ちすくんだ 不完全だから僕は君を求めて 不完全だ…続きを読む

あなたはどんなジャンルの小説が好きですか？ 黒井はそう聞かれても即答できません。 ミステリーも、ハードボイルドも、ラブコメも、ファンタジーも好きです。 だけど、どんな小説を書…続きを読む

僕達は人だから、その大小はあるけれど、誰にでも影や傷はある。 だけど、それは、ダメな事じゃない。 それが、魅力になり、美しさになる。 例えば、それは出来ない事が僕達の個性とな…続きを読む

もう一度会って謝りたいと思う人はいますか？ もう一度会って愛していると伝えたい人はいますか？ もう一度会ってふざけんなと言いたい人はいますか？ 笠木礼さんの『万灯会』を読んで…続きを読む

あなたは好きな人がいますか？ いるという人は、 きっとその人に愛されたいと 願っていますよね？ では、いないという人はどうですか？ 誰かに愛されたいと願っていますか？ …続きを読む

あなたは夢を見ていますか？ 恋をしていますか？ この２つって似てる。 その事ばかりを考えて、その事だけを思って、その事でモヤモヤして、その事で嬉しくなって、その事で傷ついて、…続きを読む

小説を書いていると自分の作品の個性はどこにあるのか？　僕の文章の個性はどこから来るのか？　と考えたりします。 うーむ、明確な個性！　これが欲しいですよね？　誰にもない、唯一無二。…続きを読む