意気地のない自分への苛立ち

満開の桜も、青空と入道雲も、

鮮やかな紅葉も、凛とした雪景色も、

この世を彩る全てが、色を失い。

どうでも良いと思う瞬間がありますか?

それら全てを、

殺したいと思う事がありますか?

この世の中が、

どうしようもなくつまらなく思えて、

馬鹿らしく思えて、白々しく思える。

綺麗事を並べる奴らに反吐が出て、

理想論をのたまう奴に嫌気がさす。

でもそれはきっと、

意気地のない自分への苛立ちだ。

絶望すらできず、

悲しみすら得ることの出来ない、

踏み出せない自分への苛立ちだ。

虚無感だ。

僕が本当に殺したいのはなんなのか?

新代ももさんの『小説家を殺したい』を読んで、僕はそんなふうに思いました。

あなたも読んで、感じてみてほしい。

おすすめです(●´ω`●)

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