『バッドエンド』の是非について考えるキッカケに

自分はバッドエンド至上主義者ですが

この物語を拝読して感じたのは

『世の中は本当にハッピーエンドに満ちているのか?』

という痛切な疑問だ

だっていままで、己のバッドエンド執筆に夢中で
そんなこと考えもしなかったからだ

読者たる我々は
主人公と先輩との日々を追う中で
バッドエンドの是非について考えるようになるだろう

そして最後まで読み切った時
読者たる自分は

彼の怒りを感じた

派手さはない静かな怒りだ

だが静かゆえに

どうしようもない現状への問題提起を

とても『リアル』に我々に伝えてくれる


この『気付き』はとても大切にさせてもらおう
バッドエンド至上主義者だけでなく
ハッピーエンド至上主義者に対しても
金言となりえるのだから

考えない賢者よりも
考える愚者たれ

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