巷に流れる、ハッピーエンドでなければならないという風潮に疑問を持つ人におすすめ。答えを提示しないが悩ませてくれるはず。 同時に、バッドエンドしか書けない人にも何か考えるヒントがあるかも。
とと かいろ と読みます。由来はtoto caelo(ラテン語;「空全体」)です。 SF、不条理系が好きで、それっぽいものを投稿します。
新代ももさんの他の作品同様、表現力が素晴らしいですね。理系の私には使いこなすのは難しいかな。勉強になります。引き続き、読ませていただきます。
作中にも出てくるアナログ時計。まさに、時を刻むようその秒針のような静かな作品でした。人との関係の間には言葉にしないことが山程ありますが、その中で言葉にしたことよりも大切なたくさんのものを絶妙に表…続きを読む
思春期のあれこれを通りすぎて変わっていく先輩と、それを留めたい後輩。殺したいのは「時間の流れ」。移ろい変わっていくものを、その息の根を止めてでも留めたい、そんな気持ちの表れなのかなと思いました。…続きを読む
自分はバッドエンド至上主義者ですがこの物語を拝読して感じたのは『世の中は本当にハッピーエンドに満ちているのか?』という痛切な疑問だだっていままで、己のバッドエンド執筆に夢中でそんな…続きを読む
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