巷に流れる、ハッピーエンドでなければならないという風潮に疑問を持つ人におすすめ。答えを提示しないが悩ませてくれるはず。 同時に、バッドエンドしか書けない人にも何か考えるヒントがあるかも。
とと かいろ と読みます。由来はtoto caelo(ラテン語;「空全体」)です。 SF、不条理系が好きで、それっぽいものを投稿します。
予定調和の物語が嫌い、という年頃、私にもありました。というか今も、若干その傾向があります。ハッピーエンド、大団円、めでたしめでたし――作者の脳内だけで組み上げられた「よくできた幸せなお話」。世に…続きを読む
作中にも出てくるアナログ時計。まさに、時を刻むようその秒針のような静かな作品でした。人との関係の間には言葉にしないことが山程ありますが、その中で言葉にしたことよりも大切なたくさんのものを絶妙に表…続きを読む
思春期のあれこれを通りすぎて変わっていく先輩と、それを留めたい後輩。殺したいのは「時間の流れ」。移ろい変わっていくものを、その息の根を止めてでも留めたい、そんな気持ちの表れなのかなと思いました。…続きを読む
満開の桜も、青空と入道雲も、鮮やかな紅葉も、凛とした雪景色も、この世を彩る全てが、色を失い。どうでも良いと思う瞬間がありますか?それら全てを、殺したいと思う事がありますか?こ…続きを読む
もっと見る