その目にこの世界はどのように映るのか?

幕末。多くの若者が閉鎖した日本を憂えて、新しい時代を夢見た時代。義や志を持って散っていった多くの若者達がいた。

中には暴れたいだけの者もいたかもしれない。お金の為に戦いに身を投じた者もいただろう。

だけど、その意味は違えど、きっと、みんなが良い時代を夢見ていたんだと思う。

ミツルさんの『新選組?困ります!』は、そんな幕末から新撰組が現代の日本に来たら? というお話だ。 

黒井は読んでいて、ふと、新撰組のみんなに幕末の戦いが無意味なものだったと思われなければ良いなぁと思った。

現代における豊かさが、お馴染みの新撰組のメンバーの目にはどう映るのか?

新撰組のみんなにとって幕末が意味のある戦いであったと思ってもらえるような日本人でいたい。そんな風に思える作品。

おすすめです(*´ー`*)

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