夕日が海に沈む音 - Let me hear the sound of sunset -

作者 RAY

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★★★ Excellent!!!

たぶん、普通の人が感じられないようなものを感じられる人はいると思います。
その空間、雰囲気、目に見えるものから違う何かを感じる。
でもそれは特殊なものではなく、だれでも感じることが出来るかも知れません。

タイトルの『夕日が海に沈む音』という言葉からどんなイメージを持つでしょうか。
普通は聞こえませんよね。
でもそれが聞こえてくるとすると、それはどんなときでしょうか。

この物語には、その一つの答えがあります。
もちろん人それぞれの答えもあると思います。
この物語を通して、ぜひ『夕日が海に沈む音』を確かめてみてください!

★★★ Excellent!!!

夕日が沈むとき、皆さまはどんなことを思い浮かべるでしょうか。おそらく、今までの日々を懐かしむ方もいらっしゃいますでしょうし、これからくる明日を楽しみにされる方もいらっしゃると存じます。

夕日は終わりであって、始まりでもあります。忘れられない、夕日が沈む音。忘れられない、終わりと始まり。

お楽しみください。

★★★ Excellent!!!

あなたは何に疲れていますか?

会社に疲れていますか? 学校? 社会に疲れているのでしょうか? それとも、友達? 彼氏ですか?

仕事や学校は嫌いじゃないし、別に世の中に不満がある訳じゃないし、友達ともそこそこ上手くやっているし、彼氏も嫌いな訳じゃない……。

だけど、心が満たされないのは、なぜなのか?

RAYさんの『夕日が海に沈む音 - Let me hear the sound of sunset -』を読めば、あなたが今まで見ようとしなかった。あえて目を向けていなかった。

あなたの心の底に眠る、本当の気持ちを見つけられるかもしれません。

おすすめです(●´ω`●)

★★★ Excellent!!!

主人公の香坂佳乃と後輩である北城君の残業時のワンシーンです。

『夕日が沈む音』っていうのを考えた事も無かった。
それが浮かんだ作者RAY様の感性に感服いたしました。

そしてこのお話は残業中の一幕ですが、お話の世界が凄く広がっているように感じました。それはきっとアフリカはタンザニアの夕日の効果ですね。

「かっこいいなぁ、この二人」という感想も持ちましたし、すごく読んでいて気持ちのいいお話でした。

★★★ Excellent!!!

多忙な中でもお洒落で切れ味の鋭いオフィスラブを描いた純恋愛小説です。
急な残業を命じられ後輩の男性と夜のオフィスで二人きり。先日、遠距離恋愛が破綻したことを知っている後輩はふと仕事の手を休めると、アラサーOLの私に口火を切りました。

「先輩、夕日が海に沈むときの音、聞いたことあります?」

文学的でセンスあふれるこの台詞は、たちどころに貴方を魅了し「遠い異郷の地の海」へと誘うことでしょう。
彼は、狭い日本の外を知っているからこそ、豊かな人生とはどんな物かを語れるのです。それは断じて職場と家を往復するだけの単純作業ではないのです。

勿論、太陽は海水に沈んだりしません。
しかし生涯に一度きりの絶景が眼に焼き付いた時、脳に記憶されるのは果たして景色だけでしょうか? 五感を駆使して感じ取ったその場にあるもの全て、いやそれ以上の何かを脳は刻み込むのではないでしょうか?

私も未だに「ポケットの缶コーヒー」の温もりを記憶しています。
コロナの自粛生活に疲れた貴方へ。
人生に深い感動を刻む、旅行の疑似体験をしてみませんか?