僕らはなぜダークファンタジーに惹かれるのか?

僕らは誰もが泣きたくないし、笑って暮らしたいし、心穏やかに毎日を過ごしたいはずなのに、どうしようもなく、ダークファンタジーに惹かれてしまう。

切ないシーンに涙し、残酷なシーンに怒る。なんとも言えない暗い雰囲気に心が踊ってしまうのは、なぜなのか? 辛いシーンに心を痛めながら先に進んでしまうのは、なぜなのか?

それはきっと辛い現実の中に、美しさを。悲しい展開の中に、救いを見出しているからかもしれません。

さかたいったさんの『殺戮のダークファイア』は、僕にはそんな風に思える作品でした。

次はあなたがこちらの作品を読んで、なぜ惹かれるのか? その答えを見つけてみて下さい。

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