概要
この短編小説を僕より早く見つけ出し、
キミがレビューコメントを僕より先に書くこと。
そうしたら、キミの勝ち。
僕はキミに好きだと告げる。
「誰得?」っていうジャンル不明の小説を書いてる自称ラブコメ作家の僕。
自分の人生の切り売りみたいな青春小説を書く女子高生小説家を名乗るキミ。
2人の出会いは、カクヨムのレビューコメント。
僕がコメントを記入すると、
決まってキミのレビューが先に並んでいるんだ。
しかも、10回連続。こんなことって、ある?
興味本位でフォローして、近況ノートを読みに行く。
キミの小説を読んでみて、お互いのレビューを書きあい、そして
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!願いを込めて賭けをした
僕も毎日賭けをしていました。
紙をくずかごに投げて、うまく入ったらきっと良くなるとか、次の角を曲がって向かいから歩いてくる人が女の人ならきっと大丈夫とか、そんな意味もないような賭けが心を少しだけ軽くしてくれた。
僕は臆病だから、声に出せない言葉だってたくさんあったし、本当に聞きたい事はとても聞けなくて、僕は願いを込めて賭けをした。
本当はどこかでわかっていたけど、でも正しさだけでは切なすぎるから、僕は願った。僕は思った。きっとこの賭けに勝つ事が出来たなら、僕らは理不尽にだって勝てると言い聞かせて……。
嶌田あきさんの『カクヨムの恋』を読んで僕はそんな事を思い出しました。
本当はなん…続きを読む - ★★★ Excellent!!!これは令和の電車男たりえる物語だ!
なんかノリで言っちまったよ……大丈夫かこれ?
何はともあれ、作者さんはものすごい『可能性の獣』を解き放ちやがりましたねぇ!
みんなが知ってか知らずか、憧れていたか諦めていたか、そんな『可能性』を『見える化』しちゃったわけですよ!
もしくは新しい『価値観』の提供?もともと小説家の本懐はそこにある気もするし。
否!断じて否!
その『価値観』はすでに『存在』していた『潜在的』なものなれど、皆が気付いて、あるいは『視て見ぬフリ』をしてきたものであるから、それを見事に掘り出した作者さんは稀代の『スコッパー』と言えるのやも知れぬわ!
だがしかし
僕も私も『夢見ていいんだよね?』というのは少し待…続きを読む - ★★★ Excellent!!!今、ここでしか生まれない物語
「結局、紙の本の方が上」
ネット小説が広まった今だって、そんな風に思っている人は沢山いる。実際、多くのネット小説家は書籍化を目指しているのではないだろうか。もちろん私だってそうだ。
では仮に、この作品が紙に印字され本になり、それを私が読んだとして、今ほどこの小説を好きになれただろうか。多分、無理だろう。
楽譜が同じでも楽器が違えば別の曲になるように、媒体が違えば伝わり方は変化する。紙の本とネット小説は似ているけれども別物で、それぞれ特性と魅力がある。
この小説は、ネット小説というものを、もっと言えばカクヨムというものを最大限に利用した作品だと思う。
今、ここでしか生まれないであろ…続きを読む