RETRO少年の懐古録

深いですね……

「ええ？」と引き込むような出だしから色々想像の余地を残しているところがいいですね。

なにより、改行……
文体も含めて、凄く読みやすいです。

　一話一話ごとに、最後に「ええ？」となるような展開を持ってくるといいですね。 　どんどんどんどん読みたくなります。 　「まずは何か言うことがあるんじゃないかしら？　墜落事故の犯人…続きを読む

短いですが、素晴らしい疾走感……
下手に間延びせず、行間も絶妙です。
思わず(不謹慎にも)笑ってしまいました(^^)

RETRO少年の懐古録です。 只今読了させていただきました。 些か疑問は残るとはいえ、その疑問がもたらす、無重力のような、言わば宇宙的な感覚こそが、不可解な物語の魅力であると勝…続きを読む

主人公に当たる者が「人外」というだけあって、中々内容に没入しにくかったのですが、それでも、伝わるモノは伝わったのかなと思います。 　前半ですがヒノキ＝人間と述べてしまうと、え？誰…続きを読む

いいですね。 闇のある女と、霊になっちゃった男の話。 巫女と龍がいきなり出てくる急展開は「おお！？」となりましたが、学生の姿で現れて「見かけない奴らだ」と思わせた後、本体を表す……続きを読む

昔話およびおとぎ話がもつ雰囲気を、現代の世界線で表した、非常に面白い設定です。 しかし、主人公の目の前に変なのが現れて、変なのが生活に溶け込んで、最後は変なのとお別れ……という展…続きを読む

　いいですね。 　何故猫なんだろう？と気になる節もありましたが……それは伊勢様の個性なのだと思います。 　きっと、どんな動物であっても、同じ疑問を抱いたことでしょう。 　心理、情…続きを読む

素晴らしいですね。 私は主人公の人間像とはかなりかけ離れているので、没入しにくかった点もあるのですが、常人とは違う発想を持った物書きの中でも、本当に新しい境地だと思います。 色々な…続きを読む

終わり方が絶妙ですね…… インモラルな主題を取り扱っているわりに、凄く後味が良かったです。 1点述べるとすると、「青臭い」っていう表現は直接的かもしれません。 「臭い」と「匂い」…続きを読む

　サンゴが、人間として生きる期間を超えてなお、あの樹枝のような体裁を呈した生物となって、今なお少年「珊瑚」を待ちわびている姿が思い浮かびました。 　きっと、忘れていた暖かい感情を教…続きを読む

　はじめまして 　僭越ながら、感想を述べさせていただきます。 　この世とあの世の2世界において「花」を介して描かれる、美しい物語ですね。 　夏目漱石先生の「夢十夜」の第一夜を思い…続きを読む