これはあかんやつです。泣かされました。登場人物が語っていく形式ですが、とにかく心情と情景が浮かんできます。花言葉に込められた想いと『やり取り』がとても胸にきます。詩的な感じで、朗読とかで聞いてみたい作品と思いました。短編でスッと読めるのでぜひ読んでみてください。
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離ればなれになってしまってもお互いを想い続ける2人。淡く切ないメッセージ。2人は毎年思い出の花束を贈り合っていた。花言葉を添えて。でもその花言葉には、もう一つの意味があって――――。再び2人が再会できたとき、花々が揺れたような情景が思い浮かび、2人の想いがまた一つになるのを感じました!2人の秘められた想いと花言葉をご堪能あれ!!
短編なので直ぐに読めてしまいます。わたしは五分もかからずに最後まで読んでしまいましたが、手で目を擦ると手に水滴がついてしまいました。最初は悲しいです、次は温かい、そして最後は優しいです。わたしはそう感じました。読む人によって、感じる気持ちは変わるかもしれません。それでもこの作品を読んだ人は素晴らしかったと必ず言うでしょう。わたしはこの作品に出逢えて良かったと思います。
別れる事となった者たちの物語が、花と花言葉と共に紡がれています。 文章自体は柔らかいですが、その内容はド直球に心情を語っている物ですのである種文体に反してストレートに込められてるメッセージが胸を打ちます。 この物語、特に詩の好きな方は一度読まれてみてはいかがでしょうか。
勿忘草と紫苑の花言葉にそんな意味が込められていたのですね。二人の関係と二つの花言葉、なんとも目頭を熱くさせられてしまいます。詩的な表現で紡がれた文章は優しい雰囲気を纏っており、非常に好みの作品でした!
花言葉、と花で二人の綺麗でとても思い合った愛が伝わりました。愛とはこんなにも美しく描けるのだなとビックリした作品です。皆さんも一読してみて下さい。
美しい詩を読んでいるような感覚でした。花言葉ってロマンチックですね。あえて生前の多くを描かず詩的にする事で、読者が感情移入しやすいように作られたのでしょうか。愛の深さはひしひしと伝わってきて、最後は思わず涙しました。
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