小説は出せなかった手紙

小説を書いていると、たまに辛かった思いや、言えなかった言葉、または、敵わなかった恋などを文章に起こす事で、昇華させているのではないかと思うときがあります。

それは小説が、僕から生まれる言葉を文章や物語にする作業だと感じるし、生み出されたモノはやっぱりどこか僕なんだと思うからです。

村良 咲さんの『約束~宛先不明郵便~』を読んで、僕はあの日言えなかった言葉を小説という手紙にしているのだなと思いました。もちろんフィクションだから、形を変えているのであの子には届かない。

でも素直じゃない黒井には向いているやり方な気がする。

あなたも村良 咲さんの『約束~宛先不明郵便~』を読んで、ちょっとエモーショナルを感じてみませんか?

おすすめです(●´ω`●)