概要
【平安×ダークファンタジー】闇の中で蠢く物怪たちvs小野篁
【お陰様でPV5500突破】
《あらすじ》
平安時代初期、小野篁(おののたかむら)という男がいた。
文武両道の貴族であり、一度は遣唐副使に選ばれるなど出世街道を歩んでいたが、朝廷のやり方を批判したことにより、隠岐へと流罪となる。
しかし、流罪も1年で許されるという異例の待遇を受けていた。
また篁は、昼は朝廷の役人、夜は冥府で閻魔大王の副官を務めていたという伝説の持ち主である。
百人一首では『参議篁』の名で知られ、江談抄によれば百鬼夜行をも操ることができたという。
現世と常世を行き来した伝説多き実在人物、小野篁。
そんな篁の物語がいま開かれる……。
小野篁の物語を三部作で書いています。
第一部:
TAKAMURA
《あらすじ》
平安時代初期、小野篁(おののたかむら)という男がいた。
文武両道の貴族であり、一度は遣唐副使に選ばれるなど出世街道を歩んでいたが、朝廷のやり方を批判したことにより、隠岐へと流罪となる。
しかし、流罪も1年で許されるという異例の待遇を受けていた。
また篁は、昼は朝廷の役人、夜は冥府で閻魔大王の副官を務めていたという伝説の持ち主である。
百人一首では『参議篁』の名で知られ、江談抄によれば百鬼夜行をも操ることができたという。
現世と常世を行き来した伝説多き実在人物、小野篁。
そんな篁の物語がいま開かれる……。
小野篁の物語を三部作で書いています。
第一部:
TAKAMURA
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!よもや〝小野篁〟を知らぬとは言わせない
小野篁って誰、……ですと?
もしや其方、TAKAMURA三部作を読んだことがない、と申しますかな?
……あなや! 現世と冥府を行き来したという、あの伝説の篁様の物語を読んだことないとは、なんと勿体ない。
え、平安時代の小説は難しそうでとっつきにくい?
ご安心なされませ。本作は平安初心者にも優しーく分かるように、作者様が丁寧な説明を添えて描かれておる。何も恐るることはない。それに、三部作どの部から読んでも大丈夫と作者様も仰っておられるのだ、このSANGIからでも十分楽しめますぞ。
ん、どうせお堅い貴族様しか出てこないんでしょう?
いやいや、本作は見目麗しいあやかしの姫も多く登…続きを読む - ★★★ Excellent!!!小野篁のあやかし冒険譚、ひとまずこれにて。
あの男は、あやかしが見えるらしい…。平安初期、そんな噂から始まった、小野篁(たかむら)の伝奇アクション三部作の完結編。ますます強烈(いろいろな意味で)な、人外そして人間も、篁の周囲に次々登場。ときに主役の座を脅かされ(?)つつ、平安の京の闇を切り裂く篁の太刀筋は健在。夜は冥府で官吏をつとめているともささやかれる篁、現世(うつしよ)ではついに参議に。史実も実在の人物も大胆な考察で取り入れ、読みやすい文体で骨太アクションと妖しき幻惑の世界をテンポよく描く。濃密なのに文章はくどくないので、世界に入りやすく楽しめる。秋の夜長、平安初期の妖美な世界にひたってみてはいかがでしょうか。