壮大な平安伝奇絵巻、ここに完結!

『TAKAMURA』『YAKYO』に続き、最終章となる本編。
流罪がとけて京の都へ還り、朝廷の政治にたずさわることとなった小野篁。
橘逸勢、藤原良房、在原業平、伴善男……史実に生きた人々と、彼らにまつわる歴史事件も深く関わりながら、陰の世界でも人を助け邪悪を討つ冥府の官吏として、そのさだめに果敢に立ち向かう。
その姿、まさに昼は朝廷に、夜は冥府に勤めたという伝説のとおり。

文字どおり陰に陽に、時代を駆け抜けた小野篁の生涯は、どのような終曲へとたどり着くのか……。
ぜひとも、それをあなたの目で見届けてください!

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