概要
はいよ、そこのあんた。その性悪な蟲、わてに譲ってくれんかね、ヒヒヒ……
深夜、篠突く雨の帰り道、香芝孝介は奥まった路地で不思議な店と遭遇する。
その仄明るい店内に彼が見たものとはいったい。
ちょっぴり京極夏彦風の怪奇短編。
お部屋を暖かくしてから召し上がれ!
その仄明るい店内に彼が見たものとはいったい。
ちょっぴり京極夏彦風の怪奇短編。
お部屋を暖かくしてから召し上がれ!
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!怖っ! でもクセになる 面白かった……おかわりっ
トーンを抑え、落ち着いたとても読み心地の良い語り口でスタートを切ります。じわり薄気味悪い展開……描写力の高さに脳内で画像に変換されていく、短編なのでグングン登り詰めるっ、うをっほおお! エグいぃ〜!!
だ、だが……これは大変クセになる読み応え。
ふうう〜不謹慎な言葉でいえば、エキサイティングでした。暗いところを走るジェットコースターで、ぐいんぐいんばびゅん!!!ってやられて、ふらふら〜って、読者は明るい自分の世界に出てくるけど……もっかい乗りたくなっちゃう!
短編集というか長編連載希望ですよコレは。ネタバレしたらいけないので、こんなレビューでありますが。ぜひぜひホラー&ミステリーをどうぞ。