このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(621文字)
作者さんの登場人物各々の書き方がとても上手で、私は最後まで作者さんの手のひらの上で踊らされてしまいました。とても面白くてゾッとする文学です。1話ごとにコメントなどに軽く目を通しながら読んでいっても大変面白いかと存じます。見つけてくださりありがとうございました。
一話ごとに書き口が異なっていて、それが不思議と引き込まれる。断片をつなぎ合わせるように読み進め、最後まで一気に読んでしまった。もう一度読もう。面白かったぁ~怖かったぁ~!
フィクションなのはわかっているけどフィクションとは思えない怖さ、、、
怖いのが苦手な方はそもそも読まないと思いますが、読まない方がいいと思います。この作品は後を引く怖さで終わります。ホラー好きな方だけ見つけてくれたら良いと思います。
読み進めていくとどんどん面白くなっていき、没頭して読んでしまいました。ぜひ皆さん読みましょう。
答え合わせの為もう一周して読みたくなる作品。散りばめられた謎要素のおかげで、一気読みしてしまいます。ホラーが苦手な人でも読めるのではないでしょうか。それでもキツいと思われるなら、コメント欄で中和しながら、読み進めてみて下さい。フィクションで本当に良かった。…えっ、フィクションですよね?
この作品を一言で言うと、「独特の語り口で繰り広げられるオカルト作品」。近畿地方のある場所に関するオカルト話が、ある時は雑誌の記事の形で、ある時はネットの掲示板の形で、ある時は取材の形で、手を替え品を替え、次々に語られていく。結局、近畿地方のある場所がどこなのかは分からないし。何者が、不可思議な出来事を起こしていたのかも語られることはない。しかし、独特の語り口で語られたオカルト話を読んだ後には、異様な独特のストーリーの作品を読んでしまったという奇妙な充足感が生まれる。こういう作品も掲載されるなんて、カクヨムの作品の幅は広いな。
是非作者様の近況ノートとそのコメントも見てみてくださいありがとうございます
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