濁唾濔蓏

怖いのに腹が立つ、不可解なのに笑えてくる。人々にリアリティーがあって、人物を思い起こさせるから文章が面白い。声を感じる作品だと思う。

クリスマスになんてものを読ませるんだ。モーチュアリー、絶対に許さんからな……

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（332文字）

単純なホラー小説とは一線を画した珠玉の怪文書群。どれもこれも超一級品で外れなし。恐怖、というよりかは悍ましさを覚える話が多いかもしれない。カクヨム上での最終話が尻切れトンボで「続きはどうした！？」と慌てふためき近況ノートを覗いてみれば、なるほどそういう事情があったのかと泣く泣く受け入れるしかない事態。書籍版を買うしかないのだろうな。それにしてもこんな作品を書ける作者様には畏怖の念を感じずにはいられない。カクヨムホラーの勢いはまだまだ止まらないようだ。

今と昔の絶妙なギャップを使って「あの時ならありえたかも・・・」と
思わせる技術がすごい。インターネットって今みたいに身近な存在じゃなくて、ちょっと怖い、間違えると大やけどする存在だった。それを上手く表現してる。めっちゃ面白かった。

普通のモキュメンタリー・ホラー小説にはタメ回・捨て回があります。
布石や伏線を張り、満を持して怪異を出す……しかし、濁唾濔蓏はそんなまどろっこしい事はしません。
第一話から凄まじい怪異が登場し、呪われ苦しめられた人々の切実な言葉が綴られます。
あまりにも生々しく、どこか懐かしいネット怪文書の数々です。

先日の更新に際しては、心待ちにしておりましたのですぐに読了。
その後も何回か読ませていただきました。
ありがとうございます。
続報をお待ちしております。

怖すぎて
グロすぎて
ヒトを冒涜しすぎて
削除された話がありますです。
2025.10.31更新の
♯2【人ノ形ヲシタ地獄–Inferno Humanoid–】
読んだ後、精神力を使いすぎて読み返せませんでした。
あの話をスマホに表示させたせいで、スマホが穢れた心配をしなければなりません。
xvideosの外人達に完全同意(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

たぶん、大本営に叱られましたね？あんなヤバいの、カクヨムに載せんな！って

きっと今、極厚オブラートに梱包して消臭剤をぶちまけた、
改訂版♯2【人ノ形ヲシタ地獄】を執筆されてることと思います。
頑張らないでください。作者様の本気は、一般人では受け止…続きを読む

上記の点に尽きます。
怖すぎる。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（389文字）