コンビニで夜勤バイトを始めまして。

作者 天野 アタル

1,175

420人が評価しました

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★★★ Excellent!!!


タイトルと序盤の展開からフリーターが主人公の
ちょっと怖いけど面白おかしい日常話かと思っていましたが、
色んな意味で裏切られる展開でした。

主人公の話に出てきた日向の話が膨らむごとに
先が気になる構成は見事の一言でした。
登場人物も個性的な人物ばかりで、主人公の心の声がで
クスッとする場面も。

最後の展開に関しては目が潤んでしまい
まともに画面を見ることができませんでした(笑)

一気に読んでしまいましたが、全編通して
恐ろしい表現のホラー要素、個性的な人物が織りなす
ストーリーは必見です。

最後に、この作品と作者に「ありがとう」

★★★ Excellent!!!

今まで読んできたホラー小説はなんだったのか!と思わせる作品でした。

私、普段ホラーは全然大丈夫なんですが、この作品だけはなんかもう、圧倒されました。
ずっと心臓が鳴りっぱなしでした。笑

すごく、読みやすくて良かったです。
書籍化して欲しい作品です!
素敵な作品をありがとうございます。

★★★ Excellent!!!

非常に面白かったです。
少年(という年齢ではないですが)の、大人になるまでの旅立ちを見守らせていただきました。さまざまなものを見ながらも諦めず、最後まで突っ走った袴田、彼を支え続けた人たち。
そして永遠の少女となった彼女の、うつくしい笑顔を忘れません。
歩き続けて、そして、彼らに幸いがありますように!

★★★ Excellent!!!

当初は「こんな客は嫌だ!」的な内容を想像していたが、ところがどっこい純粋に幽霊・怪奇現象ものである。

霊が集まるコンビニで霊障にまみれながら仕事をする袴田の様子は、ちょっとしたホラーゲーム実況のようだ。
人間の登場人物たちがキャラ立ちしていて快活なため、かえってホラーシーンとの落差が際立つ。

たとえば霊が見えるヤンキーと深夜アニメ好きなオタク少女という二重人格的な設定の平井さんなどはその代表格と言える。
彼女が登場すると明るい雰囲気のやりとりを楽しく読み進められるわけだが、いつ霊的な落とし穴があるかという恐怖も同時に湧いてくる。
平井に限らずどの人物においてもこれは同じことで、こういう落差の演出こそがホラーの技法である。

それにしても恐怖とは何だろうか。
それは基本的には鋭敏な感受性と想像力であって、そこにないものをあると思ったり、単なる風に過ぎないものに過剰な何かを読み取ってしまうことだ。
そういう感性の操作は小説という言語芸術の十八番であって、恐怖の断片とも言える些細な表現をぜひ楽しんでもらいたい。

(寒すぎる夜をより寒く!? 怖い話4選/文=村上裕一)

★★★ Excellent!!!

精神的にも肉体的にも、強くないのに意地っ張りで。
プライドも結構高いのにヘタレで。
そんな主人公だから、もし自分が同じ状況に陥ったとしたら、たぶん同じようなカッコ悪い感じになっちゃうだろうなぁと自然と同じ目線で話が読み進められる。
恐怖描写も良く、想像力が膨らむ(怖いけど)
雰囲気や匂い、音、そんなものまで感じられるような気になる(怖いけど)

一気に読み切りました。
良い作品を、ありがとうございます。

★★★ Excellent!!!

 初めまして。ニルヴァーナと言いますー。
 自分はよくホラー漫画や怪奇小説をよく読む身ですので、とりあえずこの作品について一言……。

 こういう作品が読みたかったです!

 自殺の名所と名高い(といっても不名誉)場所の近くに立つ、幽霊の出るいわく付きコンビニのコンビニを舞台に、どこにでもいる男性フリーターの主人公の目線で描かれたホラー小説。
最初は少し読んでから離れようとしたつもりが、シンプルな作りの文章が非常に読みやすいです。
 何より主人公の身に襲い掛かるゆったりとした怪奇の描写が実にクオリティが高いです。(著者のアタル様がまるでこのような経験があるかのよう)
 もう一つ。登場人物一人一人が個性的。誰とも重なることがありません。シンプルな文章と合わせて、登場人物の姿も目に映るようにイメージ出来ます。この辺りがホラーとコメディーとの境界線にはっきりとした線引きがなされています。
 そのおかげでなかなか離れられない!
 主人公の心理描写も凄まじい緊張感と臨場感。ジャパニーズホラーの極致がここに。
現在、7話の終わりまで読んでいます。完結済みですのでどんどん読んでいこうと思います!

★★★ Excellent!!!

序盤はタイトルどおり、曰く付きのコンビニで夜勤バイトを始めた青年袴田が、個性的な夜勤メンバーに振り回されながら、数々の怪奇現象にビビりまくるホラーです。

しかし、いくらメンバーが良いからと言って、何故彼が怯えながらもバイトを辞めないのかは、伏線はありまづが明確には明かされません。

後半になり、その理由が徐々に判明すると同時に、主人公が己の過去と向き合い、足掻き、新しい一歩を踏み出すまではもどかしくもあり、その分、ラストの爽快感は格別。

構成も見事で、長編ながら読者が飽きずに、ページを追い続けられる技術に感服です。

★★★ Excellent!!!

日本全国。
どこにでもあるコンビニを舞台に描かれる奇妙な出来事。
もう、この時点で、百物語もまっつぁおな展開。
にも関わらず、ここに登場する人物達のキャラクターが濃いったらない!
オカルトコメディかとおもいきや。
いやいやいや。
まさに正統派ジャパニーズホラー。
作者はわかっている。
本当の「恐怖」というものを……

皆さんも、一度、この「奇妙」な世界に、足を踏み入れてみませんか?
えぇ。
帰って来られるかどうかは……分かりませんけどね……

★★★ Excellent!!!

読んでるだけで臨場感が伝わってくるし、ただホラーを詰め込んだわけじゃなくてたまにコメディ要素があったり人間として少し生き方を考えさせられるような話があったり色んな要素が詰まっててすごく楽しめる作品。
ホラーのときはほんとヤバイw
あ…この人分かってるわ…ってなるw
日向の話のクライマックスで感動でめちゃめちゃ泣きましたw
やっぱ、この作品はヤバイわ。
めっちゃおもしろい!!!最高!!

Good!

「リング」を観たときに、この監督は日本人的な恐怖というものを良くわかっている、と思いました。
その対局にこの作品は、あります。
怖さはほとんど感じません。
だって無理がありますよ、ホラーの舞台にコンビニは。
個人的に、コンビニが日本から夜の静寂と深淵さを失わせたと思っています。
そのコンビニを舞台にしたホラー。
夜のコンビニでの一番の恐怖と言ったら、強盗でしょう。
自分だったら、どんなに霊的なものが現れようと、現実のコンビニ強盗には敵わないな、と思います。

でも、物語としてとても面白かった。
続きはどうなるのか?という気持ちを抱かせることが出きるというのは、物語として優れていると思います。
恐いお話が苦手な人におすすめです。

★★★ Excellent!!!

 気まぐれで読み始めたのですが、カクヨムメンバー登録してしまいました!!!自分も、若干は苦労したかとは思いますが、自殺とか考えた事は一度もないので自殺志願者の気持ちも分かりません。ただ高校時代に親戚の男性(はとこ?)、大学時代にサークル仲間が自殺した事がありました。
 彼らが自殺する少し前から、虫の知らせというか、なんとなく彼らが気になっていたのに受験直前だったり、自分の問題で悩んだりして結局、「自分の都合を優先」して「落ち着いたら連絡しよう」と「予知?」を無視して、とても後悔しました。電話の一本、入れたら彼らは思いとどまったかも。。。と。
 この小説で、主人公は何処に行きつくのか?周囲の人々の心配は、取り越し苦労に終わるのか。。。終わって欲しい、色々あったけどどうにかハッピーエンド。。。と期待しております。

★★★ Excellent!!!

怖い話の間に、ちょっと笑わせるような行が
ところどころあって、飽きませんでした。
一気に読みたかったですが、長編なのでままならず。

関西弁の八雲さんは、浦島太郎さんが目に浮かびました。
(名前を思い出せず・・・)

頼れる優しい先輩たちに見守られて、長く勤められそうですね。(*^-^*)

★★★ Excellent!!!

待遇の良さに惹かれて踏み込んだその世界。
そんなものは存在するはずないとタカをくくって足を踏み入れたその世界。
そこには決して甘くない残酷な現実が待ち受けていた。

主人公がこの苦難の道のりをどう克服していくのか。
あるいは克服できずに挫折してしまうバッドエンドなのか。

一話ごとに目が離せません!
早く・・・・・・早く続きを読みたくてたまらない!

★★★ Excellent!!!

怖い。でも続きが気になる。”出て”くるものが気になる。
いかにも出そうという雰囲気が漂ってきて、まるでホラー映画のようでした。

この先を読むと後悔するとわかっていながらも、つい読んでしまう。
まだ全部読み終わってないのですが、一気に読むのは怖すぎるから小分けに読ませてもらいます。

★★★ Excellent!!!

接客業経験者(特に夜勤)はぜひ読んで頂きたいです。
客層、パートさん、ご近所さん、こんな人いるいるとついニヤけてしまうリアリティの中にじわりじわりと忍び寄る「視てはいけない存在」。
時にはオープンにドアから、時にはカメラ越しに、暗闇で蠢く異質な影たち。
ホラー物は怖くて見れないという方も読みやすさ故にサクサク読んでしまいます。
一度読んで見てください、それからは恐怖心とは裏腹に、つい続きをめくってしまいます・・・。
登場人物の中でも特に樹海の青年が好きです(笑)「あんちゃん・・・!」