概要
怪しくて、妖しくて、奇しい。半分実話のあやしい短編集。
【まえがき的なやつ】
『半実話あやし奇譚』の一部(13話ぶん)を書籍化してもらいました。
本作は前編、後編の続きものもいくつかありますが、基本的に一話完結の短編集です。書籍化されたエピソードだけ、気になったエピソードだけ、お好きなものだけを気軽にお読みください。
※書籍化されたエピソードには【書籍化】とマークしてあります。
【書籍の紹介ページ】
https://www.kadokawa.co.jp/product/322006000810/
書籍版は『5分で読書:思いもよらない奇妙な体験』と改題しています。
『半実話あやし奇譚』の一部(13話ぶん)を書籍化してもらいました。
本作は前編、後編の続きものもいくつかありますが、基本的に一話完結の短編集です。書籍化されたエピソードだけ、気になったエピソードだけ、お好きなものだけを気軽にお読みください。
※書籍化されたエピソードには【書籍化】とマークしてあります。
【書籍の紹介ページ】
https://www.kadokawa.co.jp/product/322006000810/
書籍版は『5分で読書:思いもよらない奇妙な体験』と改題しています。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!『半実話のあやしい話』もしかすると……本当かも
この作品はタイトル通りに、半分は本当の話、もう半分はフィクションのホラー小説です。
どこからが真実で、どこからが嘘なのか、想像しながら読んでみて。と書かれてあったので、それを楽しみにして読み始めました。
でも、読んでいると、全部本当にあったことのように思えて、物語の構成力の凄さを感じました。違和感がないので、どこからがフィクションなのか、分からないんです。
そして、ホラー小説ですが恐ろしいものばかりではなく、不思議で心が温まる話や、人間こそが1番怖いのではないか、と考えてしまう話など、いろいろな話が楽しめるのが魅力です。
ネット上の怖い話を見ていると、どこかで見たような話だな、と思うこと…続きを読む - ★★★ Excellent!!!実体験か、創作か。様々な人間の口から語られる現代の怪談集。
店舗を経営している筆者が、客商売の中で出会った人たちから聞いた奇妙な体験をまとめた怪奇体験を短編としてまとめたお話です。
映画やドラマのホラー作品の場合、創作なのでわかりやすい結末や解決が描かれるものですが、このお話は実際に体験したという不思議な出来事をフィクションの部分も交えて描写しているので「結局あの正体は何だったのか」「不可思議な偶然だったのか」とモヤモヤさせられる不穏な雰囲気が残ったまま終わることもあり、そこがリアリティを感じさせて独特の味わいになっています。
時におどろおどろしい怨念にまつわるエピソードもあれば、亡くなった人が守ってくれたのかと想像させるような不思議で優しい話も…続きを読む