概要
怠け人走る! 必殺(?)ファンタジー
一かけ 二かけ 三かけて
仕掛ける殺しは、命懸け。
夜の彼岸 剣を手に、遥か向こうを睨んで見れば、この世は見渡す限り外道(ワル)ばかり。
姉さん、姉さん、どこ行くの?
あたしは殺し屋。請負人でございます。
「それであんた、この仕事に幾ら払うんだい?」
冴えない女食客の正体は、悪党専門の暗殺者。
悪の力で悪を斬る。
和洋折衷、情け無用!
必殺異世界ファンタジー、ここに見参!
仕掛ける殺しは、命懸け。
夜の彼岸 剣を手に、遥か向こうを睨んで見れば、この世は見渡す限り外道(ワル)ばかり。
姉さん、姉さん、どこ行くの?
あたしは殺し屋。請負人でございます。
「それであんた、この仕事に幾ら払うんだい?」
冴えない女食客の正体は、悪党専門の暗殺者。
悪の力で悪を斬る。
和洋折衷、情け無用!
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!「必殺!」シリーズと聞いて、スルーはできませんでした……
タイトルの「食客商売」を見たとき感じたのは、主人公があれこれ食べる話かな?と。
が、第一話サブタイトルを見て、ざっと総毛立った。
「あんた、この食客をどう思う?」!
これ「必殺!仕業人」のサブタイトルをもじっているじゃあーりませんか。しかもさらによく見ると、キャッチコピーは「怠け人走る!」。助け人じゃなくてっ!
と、そう考えると、「食客商売」は「剣客商売」と引っかかっていると、やっとここまできて気づくわけだが(笑)。
一文字ちがうたげで、印象がずいぶんちがーう。
ここまでやられて、読まないわけにはいかねえ。
内容は、和洋折衷の架空世界的ファンタジー。晴らせぬ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!必殺レベルの渋さです!
タイトルにある「食客」とは、有力者に才能を買われ客人として遇される人間のことでして、主に春秋戦国時代の中国においてこのような風習があったのだとか。衣食住を提供される食客の大半は、その見返りとして、己の才能を活かして主に忠義を尽くすことになります。
しかし、この物語に登場する女食客ニトは、体格はご立派だが動きの鈍い怠け者で、昼寝ばかりする食いしん坊。とある商家で長年養われているものの、特筆すべき才能も見当たらず、現在店を切り盛りする女将さんとその娘レミルにはすっかり呆れられている。
そんな彼女たちの暮らす街で、とある日、刃傷沙汰が起こる――。
初めは、「食客」という語感からアジアン…続きを読む