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すべてのエピソードへの応援コメント

  • 今はまだ……への応援コメント

    この観点からの7月革命の記述は斬新と感じます😊。メッテルニヒがそう画策していたとは

    昨日は申し訳ない事をしました。全面修正は大変だったのではないでしょうか?

    作者からの返信

    古くて新しいと申しましょうか。私が参照にしたのは、かなり古い資料です。いずれにしろ、ルイ=フィリップの王朝は、子どもの歩みに例えられており、あまり続かないと見られていたようです。

    メッテルニヒの画策とまでは言えないかもしれませんが、彼がライヒシュタット公の発達障害の噂を否定しなかったのは事実です。勘ぐってしまいますよね。

    こちらこそ、おかげさまでベリアル将軍を悪く描いた部分を修正できました! 一刻も早く修正しなければと焦ってしまって……。すでに5年も放置してたのに。
    ご指摘いただけて本当に感謝です。ありがとうございました!!

  • ナポレオン人気、再びへの応援コメント

    何か唐突感を感じました。ベリィアル将軍の申し出は本当でしょうか?

    それが次章への展開と?🤔

    作者からの返信

    ここにチェックを入れてくださって、本当に感謝申し上げます!

    ベリアル(ベリィアルの表記を改めました)は、正義感です。このような書き方は、全くフェアでありません!
    改めて資料を読み直し、また、小説完結後に得た知識をふまえ、全面的に改稿致しました。

    今回書き直した内容は、Edward de Wertheimer "THE DUKE OF REICHSTADT" に依ります。翻訳の誤りや誤認は、全て私の責任です。

    詳細は末尾で言い訳しています。

    私には、ベリアルが商社さんに、ここにチェックを入れさせたような気がしてなりません。5年もの間、彼には本当に申し訳ないことをしました。

    そして、ご指摘いただいたことに、心から御礼申し上げます。
    ありがとうございました!!

  • 1830年、夏の思い出への応援コメント

    静かなシーンで、フランソワが出てこないけど
    苦悩なフランソワの話でした😀

    作者からの返信

    ここは、ANDRÉ CASTELOT の評伝をそのまま持ってきました。
    ウィーンの帳の奥に隠されていたライヒシュタット公について、その実像をありのままにお伝えすることはほぼ不可能で、私の想像を交えたお話が多いものですから。

    おつきの人や、バーデン在住の医師の手記からかろうじて評伝作者が掬い上げたライヒシュタット公の像です。私は、極めて普通の青年らしい印象を受けました。

    お忙しい中、いつも本当にありがとうございます。こちらはとても寒いのですが、どうか御身お大切に。

  • ゾフィーとフランツルへの応援コメント

    うわあ、凄いシーンでした^ ^

    作者からの返信

    ええ、ミもフタもないっていうか……ライヒシュタット公とゾフィーのラブ説を信奉される方々からは、とてもじゃないけど容認して頂けないとわかっています。けれどロマンティックな宮廷年の差ラブは、別のお話でお楽しみ頂くことにして(たとえば「筋金入りの令嬢」とか。なんか既にタイトルが……(*´Д`))、あえて、このような形にしました。

    ゾフィーが、ハプスブルク家の流儀を取り入れずに、自分の手で子どもたちを育てたのは、ライヒシュタット公の孤独と寂しさに深く共感したからだと信じるからです。

    長く続くライヒシュタット公とゾフィーのラブに関する私なりのアンチテーゼは以上です。お楽しみ頂けたのなら幸いです。

    お読みいただき、本当にありがとうございます。温かい応援とコメントも、心から感謝申し上げます。

  • 世話焼きの皇妃カロリーネへの応援コメント

    これは凄く面白いですね。やっぱ系譜は想像を掻き立てます^ ^

    作者からの返信

    肖像画を見ると、バーデン公自身はさほどアレなのですが、娘たちはみな、美女だったようですね。孫のゾフィー大公妃も美人だし。バイエルン王家の美姫の系統は、バーデン家のカロリーネからの血筋かもしれません。

    それにしても、ロシアとスウェーデンとブラウンシュヴァイク公に娘を嫁がせるとは。フランス敵対国勢ぞろいって感じですね。娘が美女ぞろいという他に、バーデン公には、何か意図があったんでしょうか。

    ヨーロッパの王族は、みな、どこかで繋がっていると言われますが、その繋がりになんとか割り込みたかったナポレオンが、いよいよことを複雑にしている気がします。だったら、妹か、オルタンスを残しておけばよかったのに。でも、兄の意に添うような妹じゃなかったんですよね。オルタンスは……(それもあって、彼女の長男は、ナポレオンの子だったかも、と考えてしまうわけです)。


    お忙しい中、お読みいただき、本当にありがとうございます。
    いつもとても励まされております。心から感謝申し上げます。

    編集済
  • ゾフィー大公妃への花束への応援コメント

    迂闊なレオポルドさんのポリティカルに対する、アシュラのフォローが素敵でした。
    どんな窮地でも、希望を示し続けるのは、大切なことですよね……!

    そしてバロネス・ストゥムフィーダーも有能!
    厄介なイケメンのヴァーサ公、まだまだヤる気ですか(笑)

    作者からの返信

    ありがとうございます。お褒め頂いて嬉しいです。

    ライヒシュタット公は、体調がひどく悪くなってから、しきりと、この銃の事故を気にしていたそうです。彼がフェルディナンド大公を故意に銃撃したとは、私にもどうしても思えなかったので(誰も疑っていませんが)、キツネ狩りでのアシュラの災難からのエピソードを仕込んでみました。せめて、ライヒシュタット公の御霊が慰められたらという意図ですが、お目に止めて頂けて、本当に嬉しいです。

    バロネス・ストゥムフィーダーは、なにしろ、おばさんですから(実際はどうか知りませんが)。おばさん、最強! の精神で、これからもゾフィー母子を守っていってほしいものです。

    ヴァーサ公は、ですねえ。ここは、火のない所に煙を立てまくった私が悪いというか……。さもないと、フランソワの方へけしかけてしまいそうでしたので (*^^*)

    この辺りは説明が多くなってしまってつまらないのではないかと思っていたのですが、私の意図を本当に丁寧に汲み取って頂けて、とてもとても嬉しいです。
    お読み頂けるだけで幸せなのに、感謝でいっぱいです。ありがとうございます。

  • 良いシーンでした。そして良くこれを創造されたと思います

    作者からの返信

    ありがとうございます。とても嬉しいです。

    ライヒシュタット公にはベルナドットを庇って貰いましたが、その後いろいろ考えるに及び、ナポレオンとベルナドットでは、私はベルナドットに軍配を上げたいなあ、と……。ただ、以前申し上げたかもしれませんが、ヴァーサ公の父が、息子に王座を取り戻せるよう、ウィーン会議で講演してくれないかと英国人の出席者に頼んだことを知り、それはそれで切ないです。

    ライヒシュタット公とヴァーサ公は、境遇がよく似ていると思います。その二人が軍の近い位置にいたのなら、どこかでこういう会話があってもおかしくないと、僭越ながら思いました。

    温かい応援を、本当にありがとうございます。心から、感謝申し上げます。

  • ゾフィーの愛するものへの応援コメント

    これは凄い展開というか、この小説の奥深さと言いますか、雷の様な展開です😊

    作者からの返信

    お褒め頂き、恐縮方々、申し訳無さでいっぱいです。例の、火のないところを一生懸命煽っているところでして。ゾフィーとヴァーサ公はもとより、フランツ・ヨーゼフの名誉まで傷つけてしまった気がします。赤ちゃんですもの、仕方ないですよね。

    いつも応援、コメント、本当にありがとうございます。とても心強いです。

  • フランツ・ヨーゼフ誕生への応援コメント

    おお、フランツヨーゼフ誕生の場面を書いたのはせりもも様だけでは?
    ハッピーな会ですね^ ^

    作者からの返信

    本当のところは、「ホイップ・クリームをトッピングした、ストロベリー・アイスみたいだね」だけなんです。後は全部、妄想……。

    フランツ・ヨーゼフは夏生まれなので、夏の花を探すのに苦労しました。赤ちゃんが好む黄色で……結果、ひまわりって……シェーンブルンの庭園には植えていなそうで、もう、調べないで下さい、としか……。

    短かったライヒシュタット公の生涯にも、現代人に通じる幸せな時間があったということをお伝えしたく、拙いながら頑張ってみました。

    お目を止めて頂けて、とても嬉しいです。ありがとうございます。

  • オルタンスの息子たち 2への応援コメント

    系譜も含め面白いです
    個人的にスッキリしました

    作者からの返信

    入り組んだお話をお読みいただき、ありがとうございます! 系譜もご覧いただき、心から御礼申し上げます。

    こうまで入り組んでしまったのは、オルタンスというか、母ジョゼフィーヌ含めナポレオン夫妻の放埓さの由縁だと、文句の一つも言いたくなります。その最大の犠牲者はライヒシュタット公だと思うので、一層、恨みがましくもなってきます。

    ナポレオン、ジョゼフィーヌ、オルタンス。きっとこの三人は、精一杯、生きたのでしょうね。やりたい放題だったとも言えますが。

    いつもお読み下さり、本当にありがとうございます。応援、コメントも、心から感謝申し上げます。

  • オルタンスの息子たち 1への応援コメント

    三男が後の3世でしたっけ?

    ワクワクする展開です^ ^

    作者からの返信

    はい、オルタンスの3男です。(彼女の夫であるルイの、とは敢えて言いません)

    お待たせしました! いよいよ次話に、後のナポレオン3世登場です。

    似た名前ばかりで、本当にこの時代の人は、どうやって個体識別(兄弟、父親やおじも)を識別していたのでしょうね。

    どうかご期待に添えますように……。

  • モンテスキュー婦人が久々に登場
    良く調べてここまで書き上げたと感じます
    7月革命シリーズ面白いです^ ^

    作者からの返信

    アナトールとモンテスキュー夫人のここでの登場は、フィクションです。この頃まだ、存命中でしたので、彼女ならきっと、悪意ある噂に憤り、ローマ王のことを庇ったと思ったものですから。だって、彼の能力を貶めるような噂は、あんまりです。しかも、オーストリア大使(メッテルニヒの部下)も否定しないなんて。

    お褒め頂き、恐縮です。いつも本当にありがとうございます。

  • 若い犠牲者、どさくさ紛れの追い剥ぎ
    綺麗なだけでない革命は
    そう思います

    作者からの返信

    革命も戦争も表裏一体で、革命から派生した蜂起や動乱は、もしかしたら、市民兵主体の革命戦争さえも、単なる殺し合いとどう違うのか……。戦争を経験していない私が書くには、重すぎる場面でした。

    ここは、アンデルセンの童話とドラクロワの絵からイメージしています。ガブリエルは、ユゴーの『レ・ミゼラブル』の登場人物をモデルにしており、バリケードを作るために敷石をはがすなどの市民の戦い方は、ユゴーの小説を参考にしました。

    直近の戦争の悲惨さについて、長いこと、日本人は口を閉ざしてきたように思います。ここ数年で、それが少しずつ、変わっていると感じます。非力な私には、題材を身近に引き寄せて書くことができないのですが、こんな形でこれからも反戦を綴っていきたいと考えています。

    いつも本当にありがとうございます。今日は、重い話題になってしまい、申し訳ないです。

  • 政治的な駆け引きや、難しい立場への葛藤、それぞれの視点で最善を模索するドラマがおもしろいです。
    皇帝の、マリー・ルイーゼの婚活(?)に対する「もうどうでもいい」感も、本当にありそうで笑いました!

    作者からの返信

    入り組んだお話なのに、お褒め頂いて恐縮です。どうしても、ライヒシュタット公を王にと願い、実際に画策した人たちがいた! という事実をクローズアップさせたかったものですから。ライヒシュタット公は過小評価されていると思うのです。

    順番から行ったら、ナイペルクの次の夫は、マレシャルだったんですがね。でも生憎と彼は、マリー・ルイーゼが大嫌いでして。この時期、マリー・ルイーゼは淫乱であるという噂がイタリアからウィーンへ流れたのですが、どうやらマレシャルが流したらしく……。
    皇帝がマレシャルを更迭し、(娘の気に入りそうな)ボンベルを送り込んだのはいいとして、わからないのは、ウィーンに戻ってきたマレシャルを、なぜ懲戒しなかったのか、ってことです。
    もしかして噂は真実……いえ、私はマリー・ルイーゼの悪口は言いません。殿下の愛するママですから!


    年初から、温かい応援を、本当にありがとうございます。私が、こんなこんがらがった話を「小説」などと言っていられるのは、司之々さんのような方が応援して下さるからです。心からの感謝でいっぱいです。ありがとうございます!!

    編集済
  • 7月革命―②悪意ある噂への応援コメント

    おお、これは映画になっても良いシーン
    7月革命で民衆が叫んだ人物に焦点は素晴らしいです^ ^

    作者からの返信

    フランソワが「ナポレオンの息子」としか認識されないということに、アシュラは深い嫌悪を抱いていました。作者である私も、ナポレオン嫌いですし。でも、フランソワの為に何か叫びたい。それで、「Vive François!」と……。

    そもそも、フランス革命では、ナポレオン2世の名は、殆ど叫ばれることはありませんでした。全くひどい話です。これではメッテルニヒの思う壺というものです。

    過分なお褒めのお言葉を、ありがとうございます! いつも温かい応援、コメント、心から感謝申し上げます。

  • 7月革命―①蜂起への応援コメント

    おお、いきなりの7月革命の入り!
    この目線での描写!面白いです^ ^

    作者からの返信

    相変わらず巻き込まれ型のアシュラです。

    これが、ライヒシュタット公に関する、ごく一般的な物語だとしたら、7月革命については2行か3行で触れて、以下略だと思います。そういう箇所は意外に多く、逆に、ライヒシュタット公のエピソードだけを集めたら、10万字もいかないんじゃないかと思われます。
    それだけ彼は、世の中から隔離されていたわけで。なんかもう、何をか言わん、ですよね。

    面白いと言っていただけて、本当に幸せです。いつも応援、コメント、本当にありがとうございます!

  • 面白い挿話でした

    ベルナドットを結びつけるとは頭が下がります^ ^

    作者からの返信

    ありがとうございます!

    自分の上官であり、スウェーデンの廃太子、ヴァーサ公について思いを馳せる時、本来ヴァーサ公のものであった王太子の座に就いたベルナドットについて、殿下は複雑な感情を抱いていただろうと思ったものですから。まして、ナポレオンが不快に感じていたのなら、なおさらです。

    エジプト遠征から軍に無断で帰国したナポレオンに対し、ベルナドットは、軍法会議にかけるべきだ、とまで言ったそうです。ナポレオンがすぐにブリュメールのクーデターを起こしたので、さすがに、バラスは取り上げなかったようですが。

    日本ではベルナドットの評判があまりよくなく、残念に思っています。

    いつもお読みくださり、温かい応援・コメント、本当にありがとうございます。

  • イタリア争乱の気配への応援コメント

    この展開は面白いです
    次楽しみです^ ^

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    ザウラウはそれができた、という立場で描いています。ヨーハン大公はじめ、いろんな人が、いろんな方法でフランソワを「檻」の外へ出そうとしたのだ、というスタンスが、フィクション部分の基本になっています。

    本当になぜ、彼は、宮廷から外へ出られなかったのか……フィクションと書きましたが、実際に、外へ出してあげたいと願った人はいたはずです。
    それだけメッテルニヒの力が強大だったのか。それとも……。

    温かい応援、コメントも、本当にありがとうございます。

  • ハンガリー王戴冠式への応援コメント

    本来は、いや、運命が少し変わったなら輝かしい未来が待っている若者に、病の兆しが、ヨハンとの会話に、この小説の全体的な雰囲気を醸し出しています^ ^

    作者からの返信

    本当に、結核さえなければ……と思わずにはいられません。

    「行動によって勝つことができる者だけが、信頼できる者です」
    という殿下のメッテルニヒへの言葉ですが、これを物語に組み入れるのが難しかったです。やる気に満ちた青年のパワーを、実在のメッテルニヒは恐ろしいと感じたでしょうか。それとも単に生意気だと思ったのか。

    ヨーハンがメッテルニヒの態度を無礼と感じたのは本当のことです。言い換えればそれだけ、ナポレオンの息子は、宮中で軽んじられていたのでしょう。

    殿下が気の毒でなりません。

    新年早々、温かい応援を、本当にありがとうございます!

  • Ich liebe Sie zeit lange.への応援コメント

    いや苦労されましたネ
    プロケシュを突如登場させたせりもも様の意図が
    分かりました
    この章にかける想いも
    読んで良かったです^ ^

    作者からの返信

    ありがとうございます! この辺りが、このお話の目玉だと言っても過言ではないと思います。

    腐的にだけではなく、殿下の孤独が一番よくわかるエピソードだからです。

    本当にこれがなぜ、プロケシュだったのか……。他にいなかったのか……。

    新春早々、嬉しいお言葉を、本当にありがとうございます。

  • ずっとあなたをへの応援コメント

    新年に相応しい夢のある話です

    今年も宜しくお願いします😃

    作者からの返信

    プリンスが、胸襟を開いてくれたのを感じた……

    この一文を、生き生きと蘇らせると為の一話でした。

    こちらこそ、本年もどうかよろしくお願い申し上げます。

  • 不思議ですネ
    プロケシュ、実在の人物でしょうか?
    初登場ですよね?

    フランツとの関係が気になります

    ギリシャ、そうですよね。この絡みも楽しみです



    本年は楽しませて頂きました
    来年も引き続きせりもも様の作品を楽しみにしてます^ ^

    作者からの返信

    はい、プロケシュは、実在の人物です。ここが初登場です。彼は、殿下にとって、とても大事な「友人」ということになっています。
    本当に不思議ですよね。プロケシュは殿下より16歳も年上です。

    ギリシャ王は、実際そういう話も出たのですが、出たと同時に消えてしまった感じで……。ギリシャに限らず、あちこちでライヒシュタット公の名が囁かれていました。けれどどれも、本当にすぐに立ち消えてしまっています。
    反対されていたんでしょうね。ナポレオンの息子をよその国の王位につけることに。メッテルニヒと、そして、祖父の皇帝から。


    私の方こそ、今年は佳いご縁を賜り、温かい応援やコメントもたくさん頂き、幸せな一年でした。
    商社城様におかれましては、激動の年であったにもかかわらず、貴重なお時間をこのような拙いお話に割いて頂いたことに、感謝の言葉もありません。
    本当にありがとうございます。
    どうか佳いお年をお迎えください。
    来年も、商社城様にとって、飛躍の年でありますように。心からお祈り申し上げます。

  • アシュラとの会話は、これこそ創作ならではの、こうあって欲しいという願いが結実したような生き生きとした描写が素敵です!
    そうですか、エオリア……たくましい……(笑)
    アシュラの、なんとも言えない微妙な無念さが伝わってきて、可笑しかったです。

    作者からの返信

    創作部分をお褒め頂き、凄く嬉しいです! ありがとうございます!
    この手紙、概ね殿下が書いた通りなのですが、いったい……いったいナンディーヌとの間に何があったの!? なぜここに、モーリツが? と、なかなか意味が取れなくて途方に暮れました。でも、殿下のプロケシュに対する腐的要素を補って考えると……するすると解釈できたのでした(大丈夫でしょうか、こんな感じで)。

    エオリアは、ですねえ。最初からアシュラには分がなかったってことで。自分のキャラにはとことん冷たい私です。でも大丈夫です。だってアシュラには殿下がいますもん!


    今年は、とても嬉しいご縁を頂き、幸せな楽しい思いをたくさんさせて頂きました。完結して5年も経つお話をこのようにお読みいただき、また、温かい応援、コメントもたくさん頂いて、言葉では言い表せないほど感謝しております。
    本当にありがとうございます。
    どうか佳いお年をお迎えください。来たる年も、司之々さんにとって、実り多き一年でありますように。

  • 焦りと不安への応援コメント

    ううん、面白かったです^_^

    母が来たのは事実でしょうか?
    マリー・ルイーゼも我が子に関心があった
    でも情熱は不足していたのでしょう

    作者からの返信

    ありがとうございます!

    マリー・ルイーゼは、ウィーンからパルマへ発ってから、私が数えたところでは全部で7回、息子の元を訪れています。2~3年に1回って感じですかね。相手が幼児では、これは少なすぎると感じます。なお、殿下が麻疹に罹ったという理由で、(自分に感染ると困るので)訪問を取り止めにした年もありました。
    後で述べますが、特に最後の7回目の訪問はひどいものでした……。

    殿下はママが好きでしたので、私は何も言えませんが、この母の冷淡さも、私がこの小説を書こうとした動機のひとつです。

    年末のお忙しい時に、お読みいただいた上に、応援、コメントまで賜り、本当にありがとうございます!

    編集済
  • 登場人物 一覧への応援コメント

    フランツヨーゼフも生まれそうでしたネ
    何処かの章で

    作者からの返信

    そろそろ生まれますね。でもその前に、もういくつか、イベントがあります。思えば、この1830年という年は、大変な転換点でした……。

    あっちに少し、こっちに少し、情報が小出しになっていて読みづらいと思います。短いライヒシュタット公の生涯を、なんとか掬い上げようという努力だとご理解下さい。歴史的重大イベントだけを取り上げると、殿下の時間は、確実に振り落とされてしまうものですから……彼をウィーンに閉じ込めた、メッテルニヒのせいです。

    いつも応援、コメントも、本当にありがとうございます。


  • 年寄りの冷水への応援コメント

    面白かったです
    知らない事実もありました

    ザウラウの魂胆が怖い
    まさかマジでフランツが可愛いから
    という理由ではないでしょう^ ^

    作者からの返信

    ザウラウは、ある意味、私の老齢期の理想でして。経歴以外は、ほぼ全てフィクションですので、どうかもろもろ、お気になさらず。というか、こんな風に書いて、お国の方がお読みになったら怒るんじゃないかな……それを言うなら、メッテルニヒが悪役ってのも……言語の壁があってよかったです。日本語がこんなに頼もしく思えたことはありません。

    もう少し、この方には活躍してもらいます。どうかお楽しみに。

    いつも応援、コメント、本当にありがとうございます。また、お褒め頂いて恐縮しております。

  • アシュラがやっと帰ってきて、エオリアをめぐる(?)誤解も溶けて、下品な大公さんの狩りで遠慮のない会話をするフランソワが可愛いなあ、と。
    のんきにニヤニヤしていたら、プロケシュが……!
    メッテルニヒ、忘れた頃にヒドいことする、見上げた執拗さですね。

    カロリィさんちの皆さまは、ストレートに的確すぎるアドバイスをする夫人も素敵でしたが、全員から置いてきぼりをくらってる伯爵さまが可哀想で好きです(笑)

    作者からの返信

    この頃の殿下の日常を楽しく妄想してみました。この穏やかな日々がずっと続けばいいのに……。

    プロケシュへの手紙は、本当は、もっと萌え萌えな内容にしたかったんですけど、歴史でそれをやったらまずいかなあ、ましてや最オシの殿下ですもの、と思い、自重しました。殿下のお書きになった手紙を、わりと忠実に載せるので我慢しました。

    メッテルニヒ、やってくれたな! って感じですよね。

    カウニッツ家出身の妻ですから、パパ伯爵は、妻に頭が上がらない感じにしてみました。彼の話し相手の女性は実在の人物で(ナンディーヌの友人かどうかはさておき)、実際にこういう会話をライヒシュタット公と交わしたと書き残しているそうです。わたし的には、ナンディーヌ・ママが一番好きですが、ここはフィクションでして (*´Д`)

    有名でない人たちが入り混じっての情景はご退屈かな、と不安でしたが、素敵なコメントを頂けて、ほっとしました。ウェブ小説の良さは、普通ならカットされるシーンを書き込めるところですよね! と、調子に乗って、ひたすら長くなってしまったという……。

    こんな風ですが、見放さずにお付き合いいただけて、感激しております。本当にありがとうございます。とても幸せな年の瀬です。

  • 面白かったです
    メッテルニヒの本性と
    踊らされ出鱈目な診断をした
    マルファッティ
    次楽しみです

    作者からの返信

    本当になぜ、(本物の)マルファッティが、結核と診断を下さなかったのか、不思議でなりません。もう少し症状が進んでからですが、モルやディートリヒシュタインも、同じ疑問を抱いていたようです。
    あるいは、本当に何らかの陰謀があったのでは……と、疑いたくなります。

    楽しみと言っていただけて嬉しいです。いつも本当にありがとうございます!


  • 共犯への応援コメント

    面白いでしょう!
    化けの皮を思いっきり剥がしました(^^)

    作者からの返信

    ミステリ風の展開はここまでです。
    どうでしょうか。強引ではなかったですか? メッテルニヒを悪役に据えてしまって、後悔がないといえば嘘になりますが、実際のところ、ライヒシュタット公をウィーン王室から出さなかった罪は大きいと思います。

    ここから先は、わりと歴史風になる、といいなあ、な展開です。web小説で、エンタメジャンルとの境を探りながら参りますので、歴史小説を読み慣れていらっしゃる方には違和感があると思いますが、よろしかったらお付き合い下さい。

    お読みくださり、応援、コメントも、本当にありがとうございます。

  • (承前)医師とカルボナリへの応援コメント

    赤い黴。ついに突き止めた
    次楽しみです^ ^

    作者からの返信

    ロングパスで恐縮です。もう少し何とかしたかったのですが、ここにも編年体の弊害が……。前の公妃マリア・ルドヴィカ没(マルファッティの赤カビ発見)が14年前、コリン先生が亡くなったのは6年前です。この間に、いろいろイベントを詰め込んでしまったものですから。
    なお、初めて結核に罹患したのはもう少し前と、私は推定しています。(後に述べていきます)。

    いつも応援、コメント、本当にありがとうございます。ここから先もお楽しみいただけたら、とても嬉しいです。


  • 大義は立つへの応援コメント

    最後の段落、「ヨーハンは、首を振った。」から重複してますでしょうか?

    モル大尉、まだ少ない出番で、鮮烈な印象がありました。
    プロケシュも、他人事はしっかり見えてますね!(?)
    ザウラウさんは老練かつ果断な戦略指示が、かっこいいです。
    さすが冷や水上等の不良ジジ!

    作者からの返信

    重複の件、お教えくださって、ありがとうございました。元の原稿を確かめたところ、その直前を後から付け加えていました(プロケシュに言及している部分です)。修正ミスです。助かりました。ありがとうございます。

    モルに目をつけられましたね! この人の殿下への愛は本物です! と、思います! (物語の最後の方は、モルの日誌を元に構成しています)

    プロケシュは、最初は私も殿下のお友達、と好ましく思っていました。が、……。別に殿下との仲を妬いたわけではないんですけど。ある意味、彼はキーパーソンだったのに、自覚が足りていないと思います(きっぱり)。

    ザウラウは、メッテルニヒを𠮟りつけることができる数少ない存在だったようです。
    ただ、一連の彼の行動はフィクションです。トスカーナ大使で元警察大臣なら、こんなこともできたに違いない、という。彼のように老齢期を生きることができたらなあ、と、ある意味、私の理想のジジ様です。

    いつも、確信をついてこられますね! お読み頂けるだけで嬉しいのに、わかって頂けて、大変勇気を頂いております。
    ありがとうございます!!

    編集済
  • ベートーヴェンの主治医への応援コメント

    凄い繋がりです

    作者からの返信

    ライヒシュタット公と音楽家が主治医を通して繋がっていると気づいた結果、このように長いお話になってしまいました。高名な医者なら、皇室と音楽家を患者に持つのもアリなのかな、と思いつつ、しかし、共通する主治医も一人じゃないし、ベートーヴェンは貧乏でしたし……。
    という次第なのです。

  • ナポレオンと聴診器への応援コメント

    ここで病気になったのですネ

    これからというのに

    プラハ配属は本当でしょうか?

    P.S.
    せりもも様の私の素朴な質問への回答も
    とても楽しいんです

    失礼しました^ ^

    作者からの返信

    少なくとも、シュタウデンハイムが、結核の可能性を示唆した初めての侍医であったことは確かです。胸の病ではないと強情を張る(軍務ができなくなってしまいますから)ライヒシュタット公に対し、二人の同僚医師に診察させ、セカンド・オピニオンを求めました。

    本当に、シュタウデンハイム医師が、もっと長く生きてくれたら良かったのに、と思います。

    ハプスブルクの大公など皇族が軍務につく場合、その最初の赴任地はプラハであったそうです。ライヒシュタット公の場合、この話はまだ皇帝預かりとなっています。病の診断もあり、この時期、さぞや殿下ははらはらされていたことでしょう。

    こちらこそ、いつも応援、コメント、大きな勇気を頂いています。本当にありがとうございます!

  • ゾフィーの懐妊への応援コメント

    凄く面白かったです。何度も聞いてすみません。これは史実がどのくらいあるのでしょうか?

    作者からの返信

    お褒め頂き、ありがとうございます! 

    ここは、火のないところに煙を立てまくっています。フィクションでないのは、赤ん坊の未来の養育係の名前と、バート・イシュルの温泉地での療養の後、ゾフィー大公妃が妊娠したことくらいです。

    ライヒシュタット公とゾフィーの恋仲が有名過ぎるので、それに立ち向かう(?)には、うちわと火吹き筒とかき混ぜ棒と……いろいろ使って、火を大きく煽る必要がありまして。ですが、実際、ゾフィーとヴァーサ公は従兄妹同士なので、同じ宮廷にいたら、少しはお互いを意識していたんじゃないかな、とは思います。

    体調の方、いかがでしょうか? 少しは気晴らしになれたのなら、嬉しいのですが。

  • 新しい付き人への応援コメント

    フランソワの社交界デューでウッキウキなディートリヒシュタイン先生に共感して、一緒に嬉しくなりました!
    そして重すぎる長文をもらったハルトマン将軍の「……無理です」にも共感して、一緒に胃が痛くなりました(笑)
    御本人に失望+小舅(?)にダメ出しまでされて、お可哀想ですが笑えました。

    アシュラも戻ってきて早々、なんか胸がおだやかじゃなかったり、良い感じですね!
    返信の返信になってしまい恐縮ですが、エオリアが理解する描写も追加されるなら、とても楽しみです。

    歴史物の戦闘シーンは、シンプルなほど凄みが出て良いと思います。
    普通の市民が死んでしまったり、逆に殺意も曖昧なまま手を下してしまったり、とても臨場感があります!

    自分が読んだお話で、ポーランド独立運動は……活動家が他の国でスパイする程度で、残念ながらナポレオン2世には触れられていませんでした……。

    作者からの返信

    ディートリヒシュタイン先生、フランソワにべったりくっついていたのは事実らしいですよ? 自分が育てたのだと得意の絶頂だったのか、心配でたまらなかったのか……。
    ハルトマンは、資料を読んでいると本当に評判が良くないのですが、私は、実直な将校だったと思います。おっしゃる通りに、重い、そしてデリケート過ぎる任務に対応しきれなかっただけで。

    エオリアの件、ご期待下さってありがとうございます。少しお時間頂きますが、必ず!

    戦闘シーンについて、いろいろお考えくださってありがとうございます。また、お褒め頂いて恐縮です。実際にあった戦争を描くのは、とてもデリケートで難しいと感じています。それゆえ、ファンタジーに憧れるのかもしれません。何にしても、書かなければ(言わなければ)伝わりませんものね!

    ポーランド独立運動……やっぱり、ナポレオン2世はオミットですか……。ここはどうしても、不肖わたくしが頑張って、殿下を世に広げなければ! という一層の決意を新たにしました!(できるのか? の疑問は残りますが、とにかく頑張ります!)

    いつも温かい応援を頂き、ありがとうございます! とても励みになっています。歴史ものの宿命といいますか、人生には必ず終わりがあるという意味で、途中からつらいお話になっていきます。しかし最後には、私なりの救済も用意してあります。どうかご無理のない範囲でお読みいただけますと嬉しいです。

  • 約束への応援コメント

    ご無沙汰してます。今まで寝込んでいました。

    それにしてもライヒシュタット公はもてますネ^ ^

    作者からの返信

    大変! 大丈夫ですか?

    もう5年近く前の作品ですし、多分カクヨムさんにずっとお世話になり続けると思うので、お気遣いなく。御身体優先でお楽しみ頂ければ幸いです。

    異国の地では、心細いことですね。どうぞ御身お大事に。

  • 待たないでへの応援コメント

    エオリア、切ないですね……と思ったのですが、妙に理解が早いところなど、素質を感じます。
    アシュラの独り合点ムーヴも可笑しかったですが、エオリアも同じことやり返してますね(笑)
    大丈夫……守るものが同じなら、戦友になれます!

    この当時のポーランド独立運動は、少し関係する物語を読んだことがあるので、個人的に盛り上がりました。

    作者からの返信

    改めて読み返してみて、確かにエオリアは、フランソワの気持ちがわかりすぎてる! と気が付きました。というか、フランソワの気持ちを理解するまでの心理描写がおいしいところなのに、ストーリーに気を取られすぎて、すっぽかしてしまってる!

    ご指摘、ありがとうございました。今すぐにでも、加筆修正したいです。これは、一話分は確実に必要ですね! 失敗しないように、時間のある時に、丁寧に書き込んでいきたいと思います。

    これは私の反省なのですが、戦闘シーンに迫力がありませんね……。司之々さんの作品を拝読して、改めて自分の文章を読み直してみると、そこがとても気になりました。臨場感がなく、ただの殺し合いになってる……。

    ポーランドの独立運動の物語、「ナポレオン2世、万歳」の声は、きっと、引用されていなかったでしょうね……。

    有意義なご指摘、およびコメント、ありがとうございます。アシュラとエオリア、架空の二人への応援、とても心強いです。心から感謝申し上げます。

  • 愛と裏切りへの応援コメント

    シャトーブリアンの本の知識が私にはなかったです
    あれば前段が読み応えがあったが故に、この章はより面白く感じられた筈なのに

    作者からの返信

    シャトーブリアン……web検索すると、お肉しか出てきませんものね!

    翻訳は『アタラ』『ルネ』が去年出たようですが、この小説を書いた時点では、まだ出版されていませんでした。原著は著作権フリーとはいえ、読者にわからせようとしてくる評伝や教科書的な書籍と違い、文学者の文(章)は、私には読み取り不能……。

    シャトーブリアンに関する知識は、主に伊東冬美の著作と、マリー・テレーズの評伝本から得ました。また2章で、ヴェローナ会議にルイ18世の大使として出席し、ライヒシュタット公の印象を書き送ったことをご紹介しましたが、それはライヒシュタット公の評伝本から得た知識です。あちこちからかき集めて、小説に繋ぎました。

    (これでも)なかなかに苦労し、時間をかけて書いてます。ただそれを、表に出したくないのです。あくまでエンタメとして楽しんでいただければ……。

    お楽しみいただければ幸いです。

  • フランス王となる日の為にへの応援コメント

    ディートリヒシュタイン先生のデレが、加速しておられる……!
    バーセレミーの件、けっこう気にしているのも可笑しいです。
    プロケシュの苛立ちは……いろいろ、無自覚な感じが悶えますね!

    作者からの返信

    ディートリヒシュタイン先生、今に隠せなくなりますよ。私は、この方は恐妻家だったのではないかと疑っています。それで、年少者に対する父性愛が歪んでしまったのではなかろうか……。

    バーセレミーの件は、本当に気の毒に思ってます。先生の評判は、(今でも)フランスでは悪いのです。(悪口言ってるツイッターを見かけました)

    プロケシュ……もっと正直になるんだ! 壁を乗り越えよ!
    とか言ったらまずいんですよね。ナポレオンの息子、オーストリア皇帝の孫、これだけで大変なのに、さらに同性……。
    どちらかというと私は、殿下の方が心配です。年上のせめ……じゃなくて、先輩は、自己保身に長けていますから。正直で純粋な殿下が、本当に気がかりです。

    エンタメ要素を汲み取って戴けて嬉しいです。歴史ジャンルに置いていますが、本当はそうじゃないんです。いや、歴史なんですけど……。いろいろ捻じ込んじゃってますので、読み取っていただけると、作者冥利に尽きます。

    日々の生活に喜びを頂いております。
    お読み頂き、また、温かい応援、コメントも、本当にありがとうございます。

  • ディ先生の果てしない嘆きへの応援コメント

    ディ先生は実際はフランツに愛情があったのでしょうか?

    分からなくなりました

    作者からの返信

    小説ですので、その辺りは、読み手の方に判断頂ければよろしいかと。

    私はディートリヒシュタイン先生をいじってしまいまして、そこは反省しています。けれど次に機会があったら、また同じことをすると思います。

    いつもお読みくださって、本当にありがとうございます。応援、コメント、心から感謝申し上げます。

  • ナポレオンの甥と姪 2への応援コメント

    面白いですねえ

    ナポレオン3世が2世ではなく3世と名乗ったのは

    ライヒシュタット公
    いやローマ王に敬意を
    表したからです^ ^

    作者からの返信

    3世……歴史だからネタバレはないのですが、これから出てくる人なので、今、3世について語ることは控えさせていただきます。なお、昨日も申し上げました通り、前のお話から出てくる「ナポレオン・ルイ」は、(後の)ナポレオン3世の兄です。

    ひょっとして、昨日(12日)の返信がダウンロードできていらっしゃらないのでしょうか。何かと不安な感じですね。くれぐれもお身大切に。

  • ナポレオンの甥と姪 1への応援コメント

    ついに3世も登場しましたね♪
    アシュラは重要人物です。よく彼を考えつきました^ ^

    作者からの返信

    すみません、末っ子(のちのナポレオン3世)はまだなんです。
    男の子3人、同じような名前で……お父さんもだけど。

    ここに出てきたのは、ナポレオンの弟ルイ・ボナパルトと養女オルタンスの間に生まれた次男、ナポレオン・ルイです(長男は5歳で夭逝しました)。次男のルイ・ボナパルトは、イタリアで活躍しました。なかなかの美形です。

    三男(末っ子)が、のちにナポレオン3世となるシャルル・ルイ=ナポレオンです。もう少ししたら、アシュラが取材しますので、どうぞご期待下さい。

  • ナポレオンの母への応援コメント

    全てが興味深く面白かったですが史実はどこまでか知りたい

    最後のお婆さんの言葉は本当❓

    作者からの返信

    「ライヒシュタット」という名前への感想ですね? これは、2章「母と過ごす夏2」にもご紹介していますが、母方の祖父であるオーストリア皇帝が、「ライヒシュタット公」の身分と名前を授けたと伝え聞いた時の、レティシアの言葉です。アシュラは架空の人物なので、アレンジして再掲しました。

    ただ、出典が……。ゆうべからあっちこっちひっくり返しているのですが、見当たりません。電子書籍の検索で出てこないので、どうやら、紙の本から引っ張ってきたらしいです。もしかしたら、図書館の本だったのかもしれません。

    あいまいで申し訳ないです。若干言葉のニュアンスは変わっているかもしれませんが、レティシアが、母方の祖父が、自分の孫に与えた名前に不満だったことは間違いありません。

    編集済
  • 男の友情を壊すものはへの応援コメント

    色々凄い事実を書かれてますよ
    そして男の友情を壊すもの
    ドキッとしました

    作者からの返信

    ザウラウ侯の経歴や、ヨーハン大公との繋がりは本当です。彼は、メッテルニヒに物申せる、数少ない人物だったようです。
    彼をここに持ってきたのは、その死の時期と、亡くなった時点での役職に驚いたからです。ここで述べたヨーハンの作戦? は、それに基づくフィクションです。以後、もう少し敷衍していきます。

    ヨーハン大公の結婚についての詳細と、カール大公妃については、あちこちに点在させたままにしておくのもわかりにくいかと思い、「黄金の檻の高貴な囚人」にまとめてあります。

    副題ですね! アシュラは恋人(未満)のエオリアをフランソワに捧げたつもりなのに、なんだか気の毒なことになっています……。


    大変な環境でお読み下さって、本当にありがとうございます。応援、コメントも、心から感謝しております。

  • それを僕は献身と呼ぶへの応援コメント

    ディートリヒシュタイン先生のデレが、隠しきれないレベルに……!
    プロケシュとの会話で、思わずアシュラが出てきてしまうのも、グッとくる演出でした。
    グスタフの扱いが、みんな、なんか雑なのは……そうだろうな、と思います(笑)

    フランス王のことは実際問題、ナポレオン二世として戻れば、民衆からナポレオン時代の良い部分だけの再現を求められるわけで……それはそれで、大変だったでしょうね……。

    作者からの返信

    ディートリヒシュタイン先生のデレは、この後、殿下が成長してお役御免になる間際に爆発します! 逆にそれがあったからこそ、数々の失礼を書き散らすことをお許し願っているわけで……。

    アシュラだと汲み取って頂けましたか! ありがとうございます!! 恋人(未満の)エオリアを殿下に献上し(たつもりで)、潔く外国へ行ったアシュラ。もっとも殿下は、エオリアが誰かもよくわかっていらっしゃらないでしょうが(むしろ恋敵……ううう、違います (*'▽') )

    グスタフ……仕方ないですね。でもまあ、彼かモーリツが出てくると、お話がちょっとだけ明るくなるので助かってます。

    フランス王即位については、全くその通りだと思います。革命時代から帝政初期にかけてあれほど王党派が暗躍しても、結局はブルボン復古王朝は追い出されたわけですものね。この時代の王様選びは、なんだか人気投票のようで……イケメンの殿下が出馬すれば、ブルボンのアンリを抑えて一気に返り咲き! のような軽薄な雰囲気を感じます。

    いつもお読み下さって、本当にありがとうございます。このような派手さのない長い話を、と申し訳ないくらい、感謝しております。また、私の意図を正確に把握して頂き、とても嬉しいです。重ねて、ありがとうございます。

  • 柩を戦場にへの応援コメント

    あの落馬しかけた事件がここで繋がるのですね^ ^

    作者からの返信

    はい、ここに繋げました。先の一件と同じくここもフィクションですが、彼が兵士らに人気があったのは事実のようです。また、馬の扱いがうまかったという記述も見かけました。
    「兵士らに人気があった」「馬の扱いにたけていた」を、そのままでは一行で終わってしまうので、2つのシーンに分けて創作してみました。当時のオーストリア軍についていろいろ知っていたら、もっと動きのあるシーンが書けたのにと、悔しく思っています。

    大変な状況の中、いつもお読み下さって、本当にありがとうございます。また、応援、コメントも、心から感謝しております。

  • 温泉の勧めへの応援コメント

    こんなやり取りがあったんですネ🤭

    作者からの返信

    ここは、軍隊のライヒシュタット公への熱狂(ディートリヒシュタインはこれを危惧していましたし、場合によっては軍規違反に問われかねません)、ディートリヒシュタインが教え子が軍務に就くことにぎりぎりまで反対していたことと、グスタフ・ナイペルクの弱気、F・カール大公夫妻が温泉へ行くことを勧められたことなどの史実を繋げ、フィクションでくるんで構成しています。殿下の誤字については、彼の名誉の為に、御想像にお任せします。

    大変な状況になっているようですね……。どうか、お気を付けください。

  • 我らが氷であるゆえにへの応援コメント

    30年戦争に思いを馳せオクセンシュルナに目をつけ
    ヴァーサ公との主従関係を夢見る

    それをゾフィーに語る

    たまらないです^ ^

    作者からの返信

    お褒め頂き、ありがとうございます。
    この辺りは退屈じゃないかな、と心配しておりました。ヴァーサ公にも直接関係ない話ですし。けれど、友人・先輩・戦友、そういうものに心の底から憧れていたライヒシュタット公なら、きっと北欧のエピソードにも目を止めたろうと思いまして。

    ゾフィーに語ったのは、彼の恋バナのつもりです。あまりやるとまずいのですが、殿下のヴァーサ公への憧れが伝わってくれたらいいな、と。ヴァーサ公に恋をしているゾフィーなら(そもそもここもフィクションなのですが)、きっと受け止めてくれたはず! です。

    こちらは寒くなって参りました。どうぞ御身御大切に。いつも本当にありがとうございます。

  • これも2シーンですネ^ ^
    両シーンとも興味深い

    ヴァーサは知らなかったので本当面白いです(^o^)

    作者からの返信

    ありがとうございます!

    フィクションてんこ盛りの回です。ですが前半、ライヒシュタット公の乗馬が兵士逹の熱狂を呼んだというのは、評伝に依りました。

    この部分、ヴァーサ公とゾフィー大公妃には本当に申し訳ないのですが、創作です。

    お忙しい中、いつも応援、コメント、本当にありがとうございます。

  • ママ・キューの一喝は、フィクションであってもスッキリしました!
    アシュラも、散々な騒動に巻き込まれてますね……こんな、双方が非寛容に凝り固まった状況にフランソワを担ぎ出されるのは、確かにたまったものじゃありませんね。

    作者からの返信

    実際、ライヒシュタット公があまりに姿を現さなかったので(メッテルニヒのせいです!)、フランスでは悪意ある噂が流れていたものですから。ここはどうしても、ママ・キューでなければと思い、ご登場願いました。お褒め頂き、嬉しいです。
    息子のアナトールは、1章の「解任1」で、銅像を自分の代わりに置いて脱走したあのダメ息子です。彼も立派になって……(現実の彼はもっと立派だと思います)。

    呑気なオーストリアに比べ、フランスはやっぱり物騒で怖い気がします。革命であれだけたくさんの人が亡くなったから、みな、自分の主義主張を譲れなくなっているのでしょうね。それでも、彼をウィーンに閉じ込めたメッテルニヒは間違っていたと思うのです。

    週末、パソコンが開けませんで、お返事が遅れて申し訳ありませんでした。スマホだと何をやらかすかわからないものですから (^_^;)
    お読み下さって、本当にありがとうございます。応援、コメント、心から感謝しております。

  • 幼い恋心への応援コメント

    面白いですネ
    カールの講義に娘入る

    2シーンとも読み応えがありました^ ^

    作者からの返信

    具体的なシーンは創作ですが、カール大公がライヒシュタット公に軍事的な知識を授けたのは、資料で知りました。あと、長女マリアが彼に仄かな恋心を抱いていたらしいというのも、なんとなく読み取れました(もちろん資料では断定はしていませんでしたが)。

    私もここが好きなので、「黄金の檻の高貴な囚人」に入れました。
    この後、カール大公は若い妻を亡くし、マリアが母の代わりに父を支えていったようです。(ヨハン・エンデルの絵画ではそうなっています:wiki「カール・フォン・エスターライヒ=テシェン」の下の方の家族の肖像画です)

    お褒め頂き、ありがとうございます!

  • ゾフィーと廃太子への応援コメント

    いやあ、知らなかったです
    ヴァーサ公の事は^ ^

    作者からの返信

    ヴァーサ公は、本当に画像が麗しく……(このお話に採用した理由です)。

    わりと最近、彼の父、すでに廃位されていたグスタフ4世が、英国海軍将校(この人も癖のある人物です)に、ウィーン会議でぜひ、自分の、というより息子の復位を訴えて欲しい、と頼んだのを知りました。(そして件の英国海軍将校は列強諸国の説得に失敗しました)

    母方の従妹にゾフィー大公妃がいますが、父の愛にも包まれた人だったんですね。ヴァーサ公の生育について、変な風に書かなくてよかったです。

    大変な環境におられる中、いつも応援、コメント、本当にありがとうございます。


  • 編集済

    あのディートリヒシュタイン先生が、ずいぶんデレて微笑ましい……「恐ろしいトンマがやってくることのないように」という、フランソワの切実な文章表現も可笑しかったです!
    そしてついに、プロケシュと……。
    アシュラ、旅してる場合じゃありませんね!(?)

    作者からの返信

    ディートリヒシュタイン先生ったら、本当は殿下に夢中なんです。殿下の為ならメッテルニヒも怖くない、って感じだったと思います。でもそれは、殿下には内緒。将来、世間に出て誉めそやされた殿下が(人気者になるに決まってます!)、ダメな人にならないように、せめて自分だけは……と決意しつつ、随所で決壊してますよねえ。 

    「恐ろしいトンマ……」私の語彙力のなさもあるかもしれませんが、オーストリア軍は革命戦争の頃から、オツムの固い年寄りが幅を利かせておりまして。もう一人の私のオシ、カール大公も随分ご苦労なさったようです。そんなんが指導係や付き人になったらかなわない、石頭はディートリヒシュタインだけでたくさんだというのが、殿下の本音だったんでしょうね……。

    プロケシュとの出会いは腕によりをかけましたので、どうかお楽しみ頂けますように。

    たくさんお読み頂いて、本当にありがとうございます。とても嬉しく、感謝でいっぱいです。

  • 優しいゾフィーへの応援コメント

    ゾフィー登場❣️
    この後の展開楽しみです

    作者からの返信

    ゾフィーは本当に人気がありますね。
    この辺りでは、彼女との交流の他にも、ライヒシュタット公の日常もご紹介できればと思っています。といっても資料がないので、フィクションが混じっていますが。

    お忙しい中、いつも本当にありがとうございます。

  • 時代に翻弄された犠牲者への応援コメント

    フランス革命についてプリンスの感想のやり取りは興味深いです

    そこに架空とは思いますが恋の行方も挟んで物語が進行
    凄いです^ ^

    作者からの返信

    フランス革命についてのプリンスの意見は、ほぼほぼ、評伝に拠りました。家庭教師のオベナウスのメモが残っているようです。ただ、ディートリヒシュタインが気の毒云々は、私の創作です。素で、ディ先生があまりに気の毒だったもので……。

    お褒め頂き、恐縮です。アシュラは創作なので、多少ひどい目に遭わせても大丈夫かな、と……。アシュラとフランソワだったら、そりゃ、フランソワを選びますよね、ウィーンの町娘だったら。

    お読み下さって、本当にありがとうございます。

  • 名誉は自分で掴み取るへの応援コメント

    感動しました。アシュラとの会話でプリンスの決意が浮き彫りに

    そして次の展開が楽しみです^ ^

    作者からの返信

    ありがとうございます!

    プリンスにエオリアをとられそうで、でもアシュラはプリンスその人が大切で……だからこそのフランス・イタリアへの旅です。
    対してフランソワが、少しでもアシュラに対して友情を感じてくれたら、きっとアシュラも報われると思います。

    この当時のライヒシュタット公のの決意については、これできっと間違いないと確信しています。

    大変な中、お読み下さった上、コメントまで頂き、感謝しております。ありがとうございます。

  • ゾフィーと廃太子への応援コメント

    フランソワ、チャンスを逃したのでしょうか、ピンチをかわしたのでしょうか……?
    ゾフィー大公妃も、今まで気さくなお姉さんイメージで、ヴァーサ公とのシーンだけなら道ならぬ悲劇の恋みたいな雰囲気だったのに、直前で悪だくみしたものだから、途端にウッキウキな肉食女子に見えてきました(笑)

    作者からの返信

    肉食女子! それです! いっそカマキリというか……。ハプスブルク家に嫁に来ると、バイエルンの美姫も、とにかく子どもが(たくさん)欲しくなるんでしょうねえ。

    ヴァーサ公はもう、画像を見て私が一目惚れ。で、抜擢しました。上官というのは定番ですし(察してください !(^^)! )。あ、軍の上官だったというのは本当ですよ? 

    ライヒシュタット公とゾフィー大公妃の噂はとてもロマンティックで、それを壊すのはいっそ罪悪……という中で、あえてバーサ公、如何でしょう? フランソワとゾフィーには、バーサ公を巡って是非、恋バナに花を咲かせてほしいものです。

    そういうわけで、どっちかというとピンチだったのかなあ……
    お読み下さって、本当にありがとうございます。変な方向に走りそうになるのを懸命に、ナマモノ(昔の人ですが)厳禁、と自分を諫めています。

  • ブルク・バスタイにて 2への応援コメント

    アシュラが、今度はディートリヒシュタイン先生にも、理不尽なからみ方されてる……と笑っていたら、一方で、ついに魔王のキーワードをフランソワに伝えましたね!

    秘密警察官と監視対象であり、お互いに、誰とも分かち合えない傷を背負いながら、どこか通じるところのある二人の信頼関係が素敵です。

    作者からの返信

    ディートリヒシュタイン先生のアシュラに対するあまがらみは、そのうち、フランソワが仇を取ってくれるはず! です。ディ先生ったら、からかいがいがある方ですので、どうぞお楽しみに。

    ベートーヴェンが書くはずだった、メフィストフェレスを題材にした13番目の交響曲、それから、シューベルトが幻視し、歌曲に仕上げた「魔王」は、ここからゲーテのメフィストフェレスに掌握され、伏流となって最後まで追随していきます。個人的には、ゲーテをじかに絡ませたかったのですが、ライヒシュタット公との接触はなかったようで、痛恨の極みです。

    フランソワとアシュラの関係にお目を止めて頂けて感謝です。ブラザーフッドと申しますか、もう少し発展させたら……いかんいかんいかん、高貴な殿下をお守りせねば! と、そこは私、頑張りました(ドヤ顔)

    いつも丁寧にお読み下さり、本当にありがとうございます。また、応援、嬉しいコメントも頂き、感謝でいっぱいです。
    本当にありがとうございます。

  • 旅の始まりへの応援コメント

    大変な事を企ててます。史実でしょうか?

    作者からの返信

    ノエがドゥディを追いかけて行き、何度か取り逃がしたのは事実です。その後彼がどうしたかは、確認できていません。従って、アシュラの上官になったというのは嘘です。そもそもアシュラは実在しませんし。

    ルイ=フィリップの要請でアレクサンドル・ワレフスキーがポーランド入りをしたのは、実はもう少し後です。けれどまあ、すでに向かっていた、あるいは準備をしていたといってもぎりセーフ、ということにしました。

    詳細はこちらに。ただし、一部本編のネタバレ(史実ではないです)が含まれています。8章の「ポーランド蜂起」までお読み進めになった後に読まれることをお勧めします。
    https://novel.daysneo.com/works/episode/a886d05d6bda5bf01a9b82c0423def5e.html

  • パリの爆弾への応援コメント

    きっとこの詩は史実だと納得します
    ボナパリストが大きなうねりを上げていたと

    作者からの返信

    詩だけあって、バーセレミーの作品は、私には訳出できませんでした。何とか意味を汲み取り、構成したのが一連のお話です。
    これにより、忘れかけていた人々も、かつての帝王とその息子を思い出しました。7月革命は、翌年のことです。

  • 廃太子の流転/天使の恋への応援コメント

    スェーデン王家の事も言及されてると言う事は今後関係が出るのですね
    肖像画はこんな風な事で描かれた?

    どこまでが史実なのか興味があります^ ^

    作者からの返信

    スウェーデン王家は、まだまだ絡んできます。家系図を見ていくと興味深いですよ。

    ダッフィンガーとの出会いは、私も知りたいです。彼は後に、ライヒシュタット公のちょっとしたイいたずら? に加担しています。仲良しだったと思われます。

  • ブルク・バスタイにて 2への応援コメント

    アシュラとの会話でプリンスの母に対する優しい思いが炙り出されてます^ ^

    作者からの返信

    こんなライヒシュタット公ですが、反抗期らしきものはあったと思います。多分。彼女はナポレオンの妻にふさわしくなかった……これを敷衍すれば、きっと。ですが言葉としてのご紹介に留めました。あとは読み手の方に。

    お忙しい中、応援、コメント、本当にありがとうございます。

  • ブルク・バスタイにて 1への応援コメント

    この章でも述べられた母へのわだかまり。
    これはプリンスの心情を表現しているだけではなく

    今までも、そして次の物語の展開のキーだと感じました

    作者からの返信

    マリー・ルイーゼの件に関しては、どの評伝も避けて通れないようでした。ので、私も踏襲しています。
    せめてものことに、アシュラが寄り添っています。なにもできない木偶ですが。

    お忙しい中、応援、コメント、本当にありがとうございます。

  • 耳は2つ、口はひとつへの応援コメント

    フランソワの母への愛
    それも勿論ですが、せりもも様のフランソワへの愛が
    とても詰まってます^ ^

    作者からの返信

    愛、とは少し違うと思います。共感とご理解ください。単に知識を知識としてご紹介するのではなく小説にしたのは、共感があったからこそです。

    ただ、史実を扱っている以上、大切なのはやはり、公正な視点です。登場人物について判断を下すのは、読み手の方ご自身ですから。偏った描写でその権利を奪うことがありませんようにと、祈るのみです。

    遠方からのご感想、痛み入ります。ありがとうございます。

  • フランソワの罠への応援コメント

    母に対しては良く思わない。そうだと思います

    作者からの返信

    ここでの問題は、にもかかわらず、フランソワ自身は最後まで母を愛していた、ということです。ですので、私も極力、マリー・ルイーゼについては、公平に、客観的に描くよう頑張ってきました。うまくいっておりますでしょうか?

    お忙しい中、応援、コメント、本当にありがとうございます。

  • マイヤーホーファーさんの顛末に、驚きながら、納得もしてしまいました。
    行動力はともかく、気持ちはわかります(!)ので、この後の八年の懊悩を想像すると切ないですね……。
    アシュラを狂言回し的に展開する、芸術家たちのドラマが、とてもおもしろいです!

    作者からの返信

    実際のマイヤーホーファーの8年間の苦しみは余人の追求できるものではないのですが、私にはどうしても、若くして死んだ友人、シューベルトのことがその根底に沈んでいたように思えてならないのです。無邪気に歌う小鳥を亡くしてしまった悲しさが、マイヤーホーファーの生きる楽しみを殺いでしまった気がしてなりません。

    音楽の都、ウィーンにちなんで、同じ時代を生きたベートーヴェンとシューベルトにご登場願いました。彼らがもう少し長く生きていてくれたら、と、残念でなりません。

    視点人物を虚構の人物にすると、現代の見方が紛れ込みそうで、そこが怖かったです。ですので、お褒め頂き、一際、嬉しいです。

    お読み継ぎ頂き、ありがとうございます。心から感謝しています。

  • 告白への応援コメント

    この回は面白いですねえ
    ナイベルクは国葬だったんですか

    その後リソルジメントが数年後に達成しますね
    いやあ面白かった^ ^

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    イタリアについては、ルイ・ボナパルトの息子の絡みで出てくるとおもいます。

    ご感想、ありがとうございました。

  • もう償いはできないへの応援コメント

    目大丈夫でしょうか?
    無理なさらず返信は良いですよナイベルクとの間に死産した子供が4人も居たとは知らなかった

    そして貴賎婚はではなく、重婚が許されなかったから?

    作者からの返信

    ナポレオンの生存中は重婚になってしまうので、もちろん、結婚はできません。また、過激的な帝政支持者への恐怖もありました。

    貴賤婚は、この結婚が公開できなかった理由です。結婚は秘密で、父の皇帝はじめ、オーストリアでは誰も知りませんでした。

    結婚の事実は、ナイペルクが死ぬまで伏せられていました。皇帝に告白したのは、死の間際のナイペルクでした。

    もっともナポレオンの生存中に二人も子どもが生まれており、弁解の余地はありません。死の間際にナイペルクは、この子たちの将来を案じたといわれています。

    ちょっと散漫になってしまってすみません。わかりにくいと思ったので短編として独立させ、さらに「2つの貴賤婚」として「黄金の檻の高貴な囚人」に入れておきました。

    目は、休日診療で診てもらって、この春のように、ちょっと休み休み行こうと思います。ご心配をおかけしてすみません……。

  • ふたつの貴賤婚への応援コメント

    そうですね。不思議と書籍には本件を取り上げて無いですが、マリールイーゼとナイベルク将軍は貴賎婚ですネ^ ^

    作者からの返信

    そうなんですか。この後、マリー・ルイーゼはもう一度、相手を変えていますし、殊更ナイペルクを取り上げる必要はないと判断されているのでしょうか。総合的に判断すると、ナイペルクは悪人ではない、むしろ善人だったと、私は思っています。

    お忙しい中、いつも応援、コメント、本当にありがとうございます……。

  • 2通の手紙への応援コメント

    せりもも様のプリンスに対する愛情がたっぷりと感じられました^ ^

    作者からの返信

    私としては、どうしてマリー・ルイーゼは、息子を気にかけなかったのかと、そこが疑問です。馬の絵を描くなど、ライヒシュタット公がナポレオンのことを気にかければ気にかけるほど、彼女の気持ちは離れて行ったと、どの本かの著者が書いていました。彼には、母の他には父の話の出来る人はいなかったというのに。そして、母も父の話をしたかろうと思っていた筈なのに。

    返信遅れ、申し訳ありません。目の調子が悪く、誤字脱字あったらお許しください。

    編集済
  • キリストの犠牲 2への応援コメント

    家系図も含めて面白かったです
    キリストの犠牲

    成程!良い題です😃

    作者からの返信

    ホームページの方までご訪問下さり、ありがとうございました。後から作ったリンクが機能できたようで、安心しました。

    「キリストの犠牲」は、残念ながら私の考えではなく、バーセレミーが詩の中で表現した言葉です(翻訳には自信がないのですが、意味は概ねこれでよいのではないかと💦)。

    可哀想なのはディートリヒシュタイン先生で、ライヒシュタット公に会わせなかったということで、フランスで悪い評判を立てられてしまいます。ほんと、貧乏くじですよね。

    お忙しい中、丁寧にお読み頂き、本当にありがとうございます!

  • 誰にも渡したくないへの応援コメント

    マイヤーホーファーさんのウザがらみ、なんだか可愛いです。
    アシュラに対するライヒシュタット公やモーリツ、ユゴーも似たようなところがあって、もしかしてアシュラの側に誘う雰囲気(?)が……なんて、思いながら読んでました。

    作者からの返信

    アシュラ側に誘う雰囲気! わあ、そこまでは気がつきませんでした!

    それで考えたのですが(危ういところで ”受け” 説は回避しました (^_^;))、音楽家になるという夢を諦めたアシュラは自己評価が低く、それゆえ、周囲の人から絡まれやすい……? もっと堂々と自信を持って生きなければなりませんね! でも、ライヒシュタット公に絡まれたら、アシュラは嬉しいのだと思います。モーリツは、力いっぱい嫌でしょうが。ユゴーは私が尊敬しているのでぎりぎりセーフです。マイヤーホーファーは……困った人です。そんな彼を可愛いと言って頂いて、ありがとうございます。

    お読み進めて頂き、とても嬉しいです。また応援頂き、その上いつも的確なコメントまで、本当にありがとうございます。素晴らしい読み手の方に巡り会えた幸せを噛みしめております。

  • キリストの犠牲 1への応援コメント

    突然急展開と言いますか新しいストーリーの始まり、楽しみです😊

    作者からの返信

    いよいよ主人公も育ってきましたので、ご紹介することの多い章です。一方で、ブルボン復古王朝への不満が募るフランスでは、ナポレオンの遺児への期待が高まっていきます。

    そんな感じの第6章となります。

    どうかご期待を裏切ることがありませんように……。

  • 幸福と有頂天への応援コメント

    良い章ですネ。せりもも様が伝えたい事が詰まっている作品です

    そして拙著も読んで頂き有難う御座います
    しかしカトリーヌ・ド・メディシスは庶民と言っても
    ローマ教皇の血縁でメディッチ家と言う豪商出身です

    でもヨハンは郵便屋の娘と結婚したのでしょう!

    フランスではポンパドール夫人が徴税人の浮気の子でルイ15世の寵姫として
    昇り詰めますが、結婚してませんから

    このヨハン公の結婚は当時類を見ないのではと思います

    作者からの返信

    ハプスブルク家にとっては、領土を持っているかいないかが、何より重要だったようです。宗教的な結婚を経て妃と認められるのは(従って跡継ぎは、この妃から生まれた子でなければなりません)、自分の領土を持つ家の姫に限られました。なにしろ、「汝はまぐわえ」が家訓ですから。

    極論すれば、豪商の娘でも小売商の娘でも、彼女(の実家)が領土を持たない限り、同じ理由で却下されるわけです。その中の例外が、前話でご紹介した例です。ヨーハン大公の場合は、お相手の余りの身分の低さに、スキャンダルが加わりました。

    後に第一次世界大戦のきっかけとなった皇太子夫妻射殺事件は、ボヘミア貴族出身の妻を夫の大公が世間に認めさせたいと、危険を忠告されながらも夫妻でのボスニア訪問を決行したのが悲劇に繋がったといいます。やがてハプスブルク家自身の没落にもつながっていくとは、皮肉な話です。

    やはり多様性は大事です。

    編集済
  • 貴賤婚への応援コメント

    ヨハンは将でありながら一兵卒として戦った経験があるから一般人を人として見れたんですネ^ ^

    だから庶民の娘と恋に落ちた^_^

    作者からの返信

    ヨーハン大公については、私の思い入れはなるべく入れないように書いています(ただ、アンナの父親には若干、感情移入してしまいました。あまりに気の毒すぎたので……)。この辺りは、お読みになった方が感じられた通りに解釈頂ければ嬉しいです。

    貴賤婚と言えば、ここでは、マリー・ルイーゼとナイペルクのそれを無視できません。そういうわけで、カトリーヌ・ド・メディシスとアンリ2世の結婚が気になったのです。

    ところで、カクヨムさん初め、webの使い方に未だに不慣れです。いろいろすみません……。

    お忙しい中、応援、コメント、本当にありがとうございます。

  • 出会いへの応援コメント

    うむ、フランツからストーリーが外れましたね
    しかしこの話は興味があります

    どう全体ストーリーに絡むのか?楽しみです

    作者からの返信

    続けてお読み頂くとわかりにくいと思いますが、「幸福と有頂天」までがスピンオフになっています。その次の「キリストの犠牲1」から、本編6章が始まります。

    ヨーハン大公は、本当は本編で絡ませたかったのですが、なにしろアルプス在住なもので、資料で読めたライヒシュタット公との接点は、この後は1830年のフェルディナンド大公のハンガリー王即位の時くらいで……。

    で、最終的に「黄金の檻の高貴な囚人」に再登場いただきました。1848年のウィーン革命から皇室を救ったのはヨーハン大公だったと言っても過言ではありません。ですが、この時にはすでにライヒシュタット公は亡くなっていたわけで……( ノД`)シクシク…

    大変な目に遭われたというのに、お読み下さって本当にありがとうございます。感謝の言葉をお伝えするしかできないのが、申し訳なく存じます。

  • 高山植物への応援コメント

    時代が戻りましたね

    作者からの返信

    アルプスの村で暮らしていたヨーハン大公は、ライヒシュタット公とあまり接点がなく、コレを書かなきゃダメだろ、という内容をどうしても割り込ませることができなかったので、スピンオフで別立てにしました。ですが長い時間に亙ってのお話なので、短編集「黄金の檻の高貴な囚人」に、2話かけて収録しなおしました。

    革命戦争で活躍した大公自身も、メッテルニヒの監視対象でした。彼もカール大公と同じで、ナポレオンの息子には気を掛けてくれていたようです。ただ、普段宮廷にいなかったので、絡ませるのが難しくて、こんな風な舞台設定になってしまいました。

    お忙しい中、お読み進め頂き、ありがとうございます。御都合のよろしい時にお読み頂ければ嬉しいです。

  • わしが決めたへの応援コメント

    楽しいスッキリとした結末でした

    上海に到着し予想以上に疲れてますが
    読んで良かったです

    作者からの返信

    お疲れのところ、区切りのよいところまでお読み下さって、本当にありがとうございました。

    商社城様のご健勝とお仕事の御成功を、心よりお祈り申し上げます。

    もしよろしかったら、いつの日か、続きをお読み頂けますように。

  • カリカチュアへの応援コメント

    ポーランド国歌にナポレオンを讃える歌詞が確かあったと思います

    今上海です。届いてますか?

    作者からの返信

    とうとうですね!
    上海という文字がきらきら輝いて見えます。是非、理想に向かって邁進なさって下さい。商社城様のご活躍を心よりお祈り申し上げております。

    私のような者にまでご連絡、ありがとうございます。殿下と共に、お帰りをお待ちしております。御身体に充分ご留意なさって、充実した日々をお過ごし下さい。

    編集済
  • 宰相が描く世界の小さな埃への応援コメント

    最後のシャラめの親父?新しいキャラですよね?^ ^

    作者からの返信

    シャラメは、5章「カンパニュラの花と怪しいスープ」が初出です。ライヒシュタット公がよく行く、フランス関連に強いシャラメ書店の店主です。彼の娘のエオリアにアシュラが惚れて、怪しい(危険でさえある)スープを笑顔でおかわりするという……。

    シャラメというのは、私が映画を見ていたく感動した俳優さんの名前なので、私的にはすごく親しみのある名前なのですが、このキャラは、ちょっと影が薄かったかもしれませんね。父親というのはそういうものです。

    応援、コメント、本当にありがとうございます。お忙しいのに、ほんと、申し訳ないです。

  • メッテルニヒの顧問への応援コメント

    面白いキャラ登場です‼️

    作者からの返信

    ダッフィンガーは、ウィーンの町の画家で、ライヒシュタット公の絵を描いています。日本語版のwikiの一番上の軍服姿の肖像画も、彼によるものです。恐らく、フランスへ持ち込まれた絵ハガキや葉巻入れの細密画などは、この人の絵が元になったものが多いのではないかと、私は推測しています。
    公は、乗合馬車に乗って、ダッフィンガーのアトリエへ通ったとか。

    町の画家だから仕方がないのですけれど、それにしても、もう少しちゃんとした油絵を、ダッフィンガーが描いていてくれたらなあ、と私は恨めしく思っています。

    お忙しい中、お読み下さって、本当にありがとうございます……。

  • 赤い黴への応援コメント

    文明の成熟度も考えれば、メッテルニヒの分析は、ほぼ正確に思えます。
    革命(とそれに続く恐怖政治)は後世に美化されるほど自由でも平等でもなく、博愛精神も欠如した、民衆の暴力でしょう。
    「平和は偉大な君主の善政の下にこそ」も当時はその通りで、そこまで機械のように冷徹でも、最後に、ライヒシュタット公が民衆を御して善政し得る「偉大な君主」になる可能性、を排除してしまうのが、ナポレオン恐怖症とも言うべき心理偏向、人間要素を感じられて、おもしろいですね……!

    作者からの返信

    君主の善政について、たとえば江戸期の庄屋が私財を擲って治水工事に尽力する……などの形で日本にもあったものを、このような形で表現してみました。マリア・テレジアからの流れは、メッテルニヒにそのような考えを抱かせるに十分だったでしょうし、彼は、主である皇帝フランツに最後まで忠実でしたので。

    革命と恐怖政治について、本当にその通りだと思います。フランスでは、同じ国民同士が争う内戦にまで発展し、革命戦争・ナポレオン戦争と併せ、フランスの人口が激減するほどの打撃となり、現在に至るまで充分な回復ができていないと、本で読みました。民衆の暴力は、自分達にも向けられてしまったといえます。

    ライヒシュタット公が「偉大な君主」になる可能性……すごく心強いお言葉です。メッテルニヒが彼を恐れていたのは、たぶん、本当のことです。まさにナポレオン恐怖症というお言葉通りで、ライヒシュタット公の可能性を排除したメッテルニヒの心理まで読み取って頂けて、とても嬉しいです。

    ライヒシュタット公が生きていて、フランス王への道を歩んでいたら、世界はどう変わっていたかについて、ライトノベルで実現できればいいのですが。歴史に縛られないぶっ飛んだお話を読んでみたいです。

    丁寧にお読み下さって、感謝申し上げます。コメントも頂けて、すごく嬉しいです。ありがとうございます!

    編集済
  • 最後驚きました。史実に基づいていたとは^ ^

    作者からの返信

    マイヤーホーファーは、経歴やシューベルトの友人で、彼の詩への作曲数が多かったことなど、本当です。
    そんなお方を……と思うと、五体投地してお詫びしなければならない気が致します。

    それにしても、自殺というのは、いったい何があったのでしょうね。というか、自殺という事実があったので、こうした結末になっちゃったわけなんです。

    お忙しい中、恐れ入ります。本当にありがとうございます。

  • 冬の旅への応援コメント

    ご無沙汰してます
    出発前 バタバタして 二日酔いで
    すみません

    又新たなストーリーの始まりを予感させる章です^ ^

    作者からの返信

    お忙しい中、こちらまでお越しいただいてありがとうございます。いよいよ、ご出発が迫ってきましたね。大きな理想と大変なご決意あってのお仕事と、勝手ながら推察申し上げております。

    季節の移り変わり、本格的な寒さの到来前とあっては、御準備も一方ならぬご苦労でしょう。どうかご無理をなさらず、ご健康第一とご留意ください。こちらは、本当に、来られる時に来ていただければ、と思います。なにしろ200年以上経っていますから、本当にご都合のよろしい時に。

  • ナポレオンの痕跡 2への応援コメント

    昨日の章だけでも素晴らしいのに今日のこの章とセットで
    美しく爽やかで、でも憂もあって深い章だと感じました^ ^

    作者からの返信

    アシュラをフランソワに絡ませるのは気を使いました。一市民のアシュラがどこまで皇族に踏みこんでいいのか、フランソワがどこまでアシュラを許してくれるのか。あまり嘘臭くなってもいけないし、当時の社会制度にがんじがらめになっていてもきっとおもしろくないと思ったものですから(それに、社会制度を調べきれずに、きっと尻尾を出してしまうでしょう……)。

    一定の成果が出せたとはとても言えないのですが、お褒め頂けて、すごく嬉しいです。ありがとうございました!

  • ナポレオンの痕跡 1への応援コメント

    何でしょう。好きです。この章。
    この1話だけでも成立すると感じます^ ^

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    ライヒシュタット公の魅力が少しでも伝わったのなら嬉しいです。

    お忙しい中、丁寧にお読み頂いて、ありがとうございます。また、応援、コメントも、本当にありがとうございます。

  • 墜ちた小鳥への応援コメント

    シューベルトの最期

    ジーンと来ました

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    ここは、資料に忠実に描きました。さすが有名人だけあって、地元の図書館の本が参考になりました。
    シューベルトが兄に言った言葉が致命的でした。もちろん、ライヒシュタット公の家庭教師達との繋がりも大切ですが、最期にベートーヴェンの名を出したことで、私の拙い小説に参加して頂くことが決定したのです。シューベルトにしてみればいい迷惑だったかもしれませんが。

    お忙しいのに、いつも応援、コメント、本当にありがとうございます。なんだか申し訳ないです……。


    編集済
  • 「冬の旅」への応援コメント

    シューベルトの冬の空
    この曲を知ったらもっとこのシーンが映えるのでしょう^ ^

    作者からの返信

    「冬の旅」は、春から秋に聴く分には良かったのですが、冬に聴いていたら、心が凍死しそうになりました……。日本の冬も結構過酷です。特に最初の数曲が、「魔王」とテイストが似ていると思います。

    お忙しいのに、いつも応援、コメント、本当にありがとうございます。

  • グリーンはヒ素
    なるほど、面白いです^ ^

    作者からの返信

    ヒ素は、この時代、当たり前に使っていたみたいですね。ナポレオンの遺髪からも高濃度で検出されたといいますし。ちょっと前まで、普通にアスベストを使っていたみたいな感覚なのでしょうか。後の世から見れば、私達はまだまだ、怖い物質を日常的に使っているかもしれません。

    お褒め頂き恐縮です。
    お忙しいのに応援、コメント、本当にありがとうございます。

  • ナイペルク将軍の苦悩への応援コメント

    本当、この章も中々興味深い事実があるのですが
    最後の演習参加はナポレオンの形見の刀を帯びたのは本当でしょうか?

    作者からの返信

    それは本当です。というか、評伝にそう書いてありました。画像を検索すると、湾曲した剣を持ち、馬に乗ったライヒシュタット公の画像がでてきたりします。著作権が切れているのは間違いないのですが、所有者の方の意向がわからないので、ご紹介できないのですが。

    いつも応援、コメント、本当にありがとうございます。

  • 初めての昇進への応援コメント

    チロル騎兵隊の大尉となったんですネ

    マリールイーゼも会いに行ったんですネ

    作者からの返信

    実は、逆です。
    どうやら、マリー・ルイーゼが帰省の折に、皇帝に息子の昇進をねだり、皇帝もそろそろ大尉にしてもいいだろうと了承した、という感じです。

    仮にも皇族です。いつまでも軍曹のままでは体裁が悪いというか。

    実務に就くのは、まだ先です。

    応援、コメント、ありがとうございます。

  • ナポレオンの軍馬への応援コメント

    凄いディテールですネ
    母の再婚相手ナイペルク将軍が好きで
    父の絵を描いていた

    感心しました^ ^

    作者からの返信

    ナポレオンの軍馬の絵のことですね? そういえば子どもの頃、彼は、ポニーでは嫌で、軍馬でなくてはダメだと言い張っていました。父の馬は憧れだったのでしょう。

    もっともこの絵は、母のマリー・ルイーゼにはお気に召さなかったろうと、評伝の作者は書いていました。

    ナイペルクは、彼から母親を取り上げてしまった罪の意識からか、ライヒシュタット公に何くれとなく尽くしてきました。そうした努力もあったと思います。

    応援、コメント、本当にありがとうございます。

  • プリンスと女優たちへの応援コメント

    ううん。ジワリジワリ死の影と、ますます盛んになるメッテルニヒ宰相

    ナイベルク将軍の3男とつるんだのは本当ですか?

    作者からの返信

    瘰癧ですよね。私もとても気になりました。年頃の男の子なら隠したくて当然だろうし、でも、隠してる場合じゃないのに。

    グスタフの件は、本当です。ただ、いつからフランソワと友情を結んだのかわからないのです。兄二人は、パルマとウィーンを行ったり来たりして連絡役をやっていたらしいのですが……。
    グスタフの母が亡くなったのは、彼が4歳の時です。下には弟もいますから、保育する者がいなくなったグスタフは、父親がパルマへ連れて行ったのかもしれません。そうすると、グスタフがフランソワと仲良くなったのは、ある程度の年齢になってから、あるいはナイペルクの死後、ということになります。
    その辺りはぼかして書いたのですが、なんとも不完全燃焼……作り込んでしまえばよかったのかもしれませんが、嘘になるのはいやでしたので、ママとしました。

    お忙しい所、いつも応援、コメント、本当にありがとうございます。

    編集済
  • 優しい子 2への応援コメント

    お父さん……(;_;)
    「父と子」という関係性で見ると、善良でも無力で、子の負担を考えて死を選んでしまう弱さは、ナポレオンの正反対なんですね。
    ライヒシュタット公とは違う形で、父親への業を抱えてしまったアシュラ……愛は難しい、本当にそう思います。

    作者からの返信

    フィクション部分に、ここまでのご感想を頂けて感激です。

    アシュラをフランスとオーストリアの間に置きたくて、それも、フランス(ナポレオン)に敵対する理由を付与したく、このような設定を設けました。主役はあくまでライヒシュタット公なので、これ以降、前面に出ることは殆どないのですが。(なら、自分の脳内に納めとけよって、我ながら思います (;^ω^) 詳細を省いて人物の陰影として描ければ、私も一人前なのでしょうが……)

    仰る通り、愛は難しいですよね。結局は、アシュラの実父・実母のようにやりたい放題やったもの勝ち、となりかねず、その余波を被って転覆しかけた者の苦しみ悲しみに寄り添うのが小説なのかな、なんて思ったりもします。そういう意味では、単純に史実を追うパートの方が、私には楽に感じられます。

    お読み頂けた上に、応援、ご感想まで頂けて、とても嬉しいです。いつも本当に、ありがとうございます。


  • 白いリネンのシャツへの応援コメント

    うむ、これで毒ではないと言う事ですネ。ではあの急激な体調悪化は何だったんでしょう?まだ先があるのでしょう

    それにしてもせりももさんは、相当細かい事実を積み上げられてます。驚きながら読んでます

    作者からの返信

    シュタウデンハイム医師は、ベートーヴェンと決裂し、彼の死の床に乞われても、診察に来なかった医師です。(患者が医者の言うことを聞かないから、という理由です)

    この医師をどう捉えるかで、お話の方向性がまるで違ってきます。そこが、難しいところでした。

    お褒め頂き恐縮です。が、反省点として、特に病状についてはいささか羅列・直訳ぎみです。もう少し省くところは省いた方が読みやすいと思うのですが、私にも、どこが重要でどこが不要なのかわからなかったものですから(上述のシュタウデンハイム問題ですね……)。で、読み手の方にも考えてもらおうと、丸投げしています。

    お忙しいことと思いますが、いつも本当にありがとうございます。

  • 誰にも渡したくないへの応援コメント

    マイヤホーファー、以前登場してましたでしょうか?
    すみません^ ^

    シューベルトに焦点が当たりつつも、ライヒシュタット公の毒殺未遂にゆっくりと迫ってますネ^ ^

    作者からの返信

    マイヤーホーファーは、「シューベルティアーデ 1」と「同 2」で、元気にアシュラに絡んでいましたね。彼は実在の人物、実際の経歴を使わせてもらってます。

    ゆっくりと。歴史小説であるので、一気読みはして頂かなくてもいいのですから。特に、時系列にそって配置されていますので、それも言い訳になります。ミステリの呪縛から解放された気が致します。

    お忙しい中、いつも応援、コメント、本当にありがとうございます。

  • 肌の露出が多すぎる!への応援コメント

    肌の露出が多すぎるは良いタイトルです^ ^

    貴族子弟の飛び込み大会は本当にあったのでしょうか?
    このシーンを創造されたのは凄いです(≧∇≦)

    会話も読み応えありました^ ^

    作者からの返信

    タイトル、ちょっと抜けた感じですね。

    飛び込み大会かどうかはわかりませんが、水泳訓練的なもので、ライヒシュタット公がためらいもせずに崖から飛び込み、人々を驚かせたのは事実です。やはりナポレオンの息子だからということで、気負った面もあったのだろうな、と気の毒に思ったのが、ここを書いた時の私の気持ちです。

    お褒め頂き恐縮です。ナンデンカンデン含め、想像して書くのはとても楽しいです。

    お忙しいのにお読み頂いた上、応援、コメント、本当にありがとうございます。

  • 一目惚れへの応援コメント

    又新たな登場人物で、毒殺か否か?真相に向かって糸が解けつつある?
    いや、絡まりつつあるかも!

  • マリー・テレーズではないへの応援コメント

    見応えありましたねえ(o^^o)
    カール大公がフランツに軍事教育
    北斗の拳のケンシローがラオウの息子に教育を連想しました

    失礼致しました(≧∇≦)

    作者からの返信

    お褒め頂き、恐縮です。

    具体的にはどんな教育だったのかまではわからないのですが、なんとなく、軍事論かな、と思っていました。戦地の地理の利用とか、陣形とか。この時期カール大公は、テシェンの領土で軍事論を執筆しておりましたので。

    北斗の拳は存じ上げませんが、実践教育の可能性も否定できませんね……。

    お忙しい中、応援、コメント、本当にありがとうございます。

  • ソースの問題への応援コメント

    やっぱり毒でしたネ
    カール大公が調査したんですネ

    作者からの返信

    毒……ここはハウダニットになっております。歴史の体裁を借りていますので、答えが出るのはまだ先になるのですが。

    カール大公の調査……いいえ。

    応援、コメント、ありがとうございます。創作によるミステリ部分なので、核心に触れるコメントは差し控えさせていただきます。あしからずご了承下さい。またカール大公も、オープニングから随所に顔を出し、いろいろ複雑ですので、ここでお話しするのはちょっと控えさせて下さい。